すいすいと 歩いているが 滑ります: 【まったり空間】

昨日の積雪は今朝の冷え込みで見事に凍っていたので、自転車での移動を諦めて駅まで歩いて行っての出勤となった。
通勤時刻が８時近くなら朝日で路面凍結が緩和されたかも知れないけれど、日の出から間もない７時だと殆ど凍ったままなので危なっかしくて、車道寄りを走行する事になる自転車を嫌煙した。
自分が転送する事よりも身の程知らずな自動車のスリップ事故へ巻き込まれたくなくて、歩道を行くなら歩かねばならないと徒歩で向かった次第だ。

普段より早めに自宅を出ていたし、凍結した道路も歩き慣れているので特に歩行速度が落ちることもなく、自転車で移動している時と殆ど変わらない時刻で駅へ到着できた。
しかし、電車が遅延していたので職場の最寄り駅へ到着する時刻が６分ほど遅れて、少し急がないと間に合わなそうだったので若干に早歩きとなっていた。

職場近辺は降雪量の多かった地域として名前が挙がるほどだった事もあり、歩道が隙間なくアイスバーンと化していて滑りやすい状態だったけれど、凍った路面に慣れているので問題なく進んで行けた。
俺が何気なく歩いている様子から滑らないと勘違いしたらしい後続者が何人も転んでいて、何か申し訳ない事をしている気になったけれど急いでいる状況だったので、哀れみこそしても振り返ったりせずに進んでいった。

結局のところ、５人ほど後続者の悲鳴と転倒する音を聞きながら、自分は全く危なげなく職場へ到着できたので安堵していた。