終わるかと 思った矢先の 修羅場入り2013年03月01日 01時28分50秒

来週のサービス開始を控えている今日に至ってもなお、仕様変更の修正依頼が飛んでくるという惨状に頭を抱えている。
実際は頭を抱えて唸っている暇さえ与えられず、ひたすらディスプレイを睨みながらキーボードを叩き続けていた。
今日は金曜で本来ならToda氏との夕食会へ行くはずなので、夕食の弁当を取っていなくて空腹を訴えながら作業していた。

疲労と空腹、外から聞こえてくる台風を連想させる激しい雨音に気力を削がれて、一区切りが付いても早々に帰り支度を始める気分にならなくて、呆然としていたのが20時頃だったろうか。
朝方から風邪の症状が現れて調子の悪い中で踏ん張って、どうにかこうにか漕ぎ着けた安息の時間を満喫していた所に、1件の不具合報告が上がってきた事で状況が一変する。
その不具合は原因の根が非常に深い所にあって、修正に要する手間と影響範囲を考えると明日へ先送りできなくて、疲れ果てた体へ鞭を入れながら再び作業を再開する。

しかしながら、風邪で無駄な体力を消費していたのに夕食も食べていない状態で、満足のできる作業を望む方が贅沢という状況での作業は迷走を繰り返して、修正方針が決まるまでも長くて苦労の連続だった。
どうにか修正できたと安堵の溜め息と共にテストしてみれば、全く予想外の暴走を見せてくれたから唖然とするばかりで、暴走の原因を突き止めるもの新たな問題点が見え隠れしていらりと散々だった。
23時半まで悪戦苦闘した末に終電が近くなったので会社を出てきたけど、明日も休日返上で作業する事になりそうなので、緊張の糸が全く弛まない辛さを背負いながらの帰宅となっている。

気が付けば 日付がかわり 日曜日2013年03月02日 22時46分33秒

昨夜は帰宅したのが深夜1時で歯磨きや入浴を済ませて、髪が乾く頃になると深夜3時を過ぎていた。
そこから就寝したのだけど、今日は午前中にガスコンロの交換があるので早めに起床せねばならず、それでも体力の限界だったらしく予定していた朝9時に目覚めるも、布団から身体を起こす前に意識が飛んでしまった。

どうにか起床できたのは朝10時、携帯の着信を調べるために急いでロフトを下りようとしたけど、頭に鉛が入っているかのような不安定感があったために、もどかしさを感じながら梯子を下りていた。
携帯を確認すると着信もなく、家電話の方は着信音を聞いた覚えがないので、まだ暫くは施工業者の到着まで余裕があるものと信じて、処方薬を服用するための軽食を用意するため、急ぎ足でリビングへ向かった。
朝食としてミルクティとカップラーメンを用意して、食べ始めようとした所でインターフォンがなり、予告の電話を掛けずに業者がやってくるという珍しいパターンに驚いた。
そのため、カップラーメンを啜りながら作業を見守る羽目となる。

ガスコンロの交換作業が始まって1時間ほど経過した時点で、神奈川に住んでいる親戚が突然の来訪する。
従兄弟が結婚式を挙げるのに際して、俺の実姉に他界した母親の代理として故人が使っていた着物で出席してほしいらしく、和箪笥を引っ繰り返す手伝いをしに来たとの事だった。
この話は父親も昨晩に聞いたとの事で、俺に至っては当日の到着する数分前に聞かされるという慌ただしさで、工事と親戚の来訪が重なり疲労した脳は思考を放棄しそうになっていた。
そんな嵐のような時間をどうにか乗り切って、ガスコンロは無事に交換されたし、ひとまず親戚も滞りなく用事を済ませて帰って行った。

そんな忙しさの中で午前の時間が過ぎ去り、落ち着く間もなくToda氏との昼食会へ出掛ける時間となっていた。
外は家さえ揺れるほどの強風が吹き荒れていて、砂塵でうっすらと茶色く染まる空気に目を細めながら、マスクを着用して突風を突き破って行き付けの食事処まで行ってきた。
昼食を食べながら最近の修羅場への愚痴を漏らしていたのだけど、満腹感を覚えると同時に強烈な眠気に襲われて、寝てしまう前に食事処を後にしてスーパーで日曜の食料を調達してから帰宅した。

帰宅後はどうにも眠くて仕方なかったけど、仕事が残っているからと踏ん張ってPCを起動するも、G社長が外出しているらしく会社のPCが起動してもらえず、折角の意地が1時間ほど放置される羽目となる。
その待ち時間の間に仮眠を取ったことで、G社長が戻って作業へ取り掛かる準備が整った時に眠気こそなかったけど、やる気の方も萎えていたのでエンジンが掛かるまで随分と時間が掛かった。

そんなこんなで慌ただしい土曜日は一瞬の内に過ぎ去って、現状はもう少しで日付が変わるという実感もないまま、呆然としながらキーボードを叩いている。

のんびりと 過ごせぬままに 日が暮れる2013年03月03日 20時10分31秒

日頃の疲労もあって午前中は殆ど寝たまま過ごしていた。
自室のストーブを買い換えへ行くなどの用事があったので、それなりに早く動き出そうと思っていたはずなのだけど、気力の方が折れた感じで起床した後もPCの前に座って過ごしていた。

12時を過ぎてから空腹で腹が鳴り始めても、父親がリビングへ居座っていたのでゆったりと過ごせそうもなく、部屋が空かないものかと考えながら1時間ほど様子を続けていた。
どうにも独りでの食事が難しそうだと諦めてリビングへ行き、話し掛けてくる父親へ適当な相槌を打ちながら、昨日に面白半分で購入してきたイカスミソースを食べてみようと、真新しいコンロでスパゲティを茹で始めた。
大きめの鍋をコンロに掛けて、昨日までなら沸騰するまで飽きる程度の待ち時間があったのだけど、新品らしい素晴らしい火力で食器の準備が終わる頃には湯気が立ち始めていた。

コンロの火力が上がっても茹でる時間は変わらないのだけど、それでも今までに比べたら断然に早い仕上がりとなり、軽く感動さえ覚えながら食卓へ茹で上がったスパゲティを持っていく。
それからイカスミソースを掛けていったのだけど、暖めておかないと馴染んでくれないらしく和えるのに苦労して、ようやっとスパゲティ全体が黒く染まったのだけど、やはり食欲をそそる色じゃないと思った。
それでも食欲が失せるほど酷い色でもないので食べ始めたけれど、目新しさを感じるほどの味わいでなく、サツマイモの甘みを抽出したような印象があった。
美味しくないとまで言わないけれど、唇に付着したイカスミがコップに移ったりするなどするのも面白くないし、何よりも後片付けの面倒が増える事を考慮すると、半額セールでもない限り次に食すことはないだろう。

昼食を済ませてから自室のストーブを買い換えるためにホームセンターを覗いてみると、希望に合致した純国産メーカーの石油ストーブが在庫処分の70%オフで売り出されていた。
値段がやや高めという印象もあったけれど、他を探し回る気力もないで購入しようと決断するも、持ち帰り方法について売り場で10分ほど苦心する羽目となる。
順当に行くなら父親に電話を掛けて車を出してもらうのだけど、人を頼るという行為が好きでないので、苦心の末に自転車を台車の代わりにして転がしながら徒歩で持ち帰る事にした。

駐輪場で前カゴに購入した商品を乗せると、前方の視界が殆ど奪われてしまう上に不安定だったため、自転車を走らせられる状態になくて予定通りに徒歩での帰宅となった。
人通りの少ない道だった事もあって、順調に自宅へ向けて歩いて行ったのだけど、途中で尿意を催してしまって四苦八苦とする羽目となる。
しかも、視界を確保しながらハンドルを安定させる必要があったため、グリップではなくハンドルの中央を握っていたので、指先から徐々に伝わってくる冷たさが尿意を加速させていた。

ストーブを無事に持ち帰って自室へ設置すると、段ボールを小さく畳んで所定の場所に置いてこようとしたら、無造作に積み上げられた段ボールの数々に唖然とさせられる。
仕方がないので全ての段ボールを引っ張り出して折り畳み、踏み付けて厚さを奪ってから戻すという作業を繰り返して、スッキリした所で自室へ戻ってみれば、何時の間にやら小説を書く時間が消え失せていた。
プロットを練ってあれば書けたかも知れないけれど、今週も慌ただしくて何も考えていなくて気力が萎えてしまった。

腹痛が 余裕を潰し 冷や汗へ2013年03月04日 23時21分04秒

開発に携わっているモバイルゲームのサービス開始を明日へ控えながら、今日も慌ただしく最終チェックが繰り広げられている。
今朝の時点で対応が済んでいない不具合報告は1つもなく、基本業務は緊急事態へ備えての待機となっており、空いた時間は余裕のある時にやるはずだった作業の準備などしていた。
準備と言っても明日にリリースを控えたタイミングで実行できないので、実質的には作業手順を考えておく程度しかできなくて、実体は何か作業が発生するまでの暇潰しだった。

俺の担当箇所に関しては幸いな事に大きな不具合報告もなく、順調に進行してくれて喜ばしい反面で贅沢にも暇を持て余していた。
途中で何度か作業を割り振られて慌てる場面もあったけど、今日までの修羅場に比べたら一時的な忙しさに過ぎなくて、1週間ほどチェックできなかったSNSを覗いたりもしていた。

時間の余裕があった代わりに、昨日のイカスミが予想以上に胃腸へ影響しているらしく、朝から続く腹痛に苦しめられながらの待機となっていた。
どうやらイカスミの整腸作用が効き過ぎてしまい、下剤のような効能へと変質してしまった事に原因がありそうだけど、それにしては痛み方や苦痛のレベルが尋常ではなかった。
水雲を食べた時も効き過ぎて下痢になる事があるけれど、便通が緩くなるだけで腹痛を伴った敬啓がない事もあって、腹を壊したという感じる部分も根強くて、どちらにしてもイカスミは二度と食べない気がする。

そんな調子で腹痛に体力を奪われた帰り道、電車のガラスに広告で数人の女の顔写真が貼り付けられており、視界へ勝手に割り込んでくる表情が非常に不快だった。
広告に起用されているのだから一般的に可愛いとされる部類なのだろうが、何の断りもなく無遠慮に視界へ居座る顔は気持ち悪くて仕方ない。

順調と 思った矢先に 急降下2013年03月05日 00時10分50秒

開発に携わっている携帯ゲームのサービスが開始される当日、朝方に断続的な慌ただしい場面を経験しながらも、予想していた修羅場に比べたら緩やかな時間が過ぎていた。
午後にサービスが開始されて緩やかにプレイヤーが増えていく中、会話を拾いながら価格調整などのバランス調整を入れながら、午前中よりは忙しく働いていたけれど、SNSへ書き込みをする程度の余裕を持てていた。
そんんあ調子のまま定時を過ぎて、比較的に落ち着いたままスタートできたと喜びながら、警戒を解かないまでもゆったりと21時まで過ごしてから、帰宅する前に少しだけ遊んでいこうとPSO2へログインする。

会話を軽く楽しんでから帰宅前だからと早々にミッションを開始した直後、トラブル発生の知らせが届いて事態が急転する。
久々にチームメンバーに集まってもらったばかりだった事もあり、PSO2にログインしたまま状況を見ていたのだけど、トラブルの根底がサーバにあるとの算段が強くて、俺の範疇でないからとミッションを続行する。
もちろん無関心で居られるはずもなく、頻繁に余所見を繰り返しながらプレイしていたので、何度も戦闘不能へ陥るなど迷惑を掛けながら2周して、時間的にも状況的にも遊んでいられなくなったのでログアウトする。

トラブル対応は特定のサーバがアクセス拒否の状態へ陥っている事が判明して、原因となりそうな可能性を潰していく試行錯誤が繰り返されていた。
結局はサーバに根深く関わる分野での話となるので、システム開発へ徳化した俺の出番は見当たらないまでも、呆然としていられる状況でもないので何か見落としているバグはないかとソースコードを洗っていた。
そんな状態を22時まで継続した辺りで、明日の大掛かりな修正の発生へ備えて早々に帰るよう命令が下り、状況を気にしながら電車に揺られての帰り道となっている。

トラブルが発生する事は想定の範囲内だったけど、深夜に入ってから急転するというタイミングの悪さに溜め息しか出てこない。

積み上げた 不安は全て 空振りに2013年03月06日 00時11分23秒

昨夜にトラブルが発生している中で帰宅していたので、今朝はどんな惨状が待っているのかとおびえながらの出勤となった。
トラブルの原因はサーバのリソース不足と思われる症状だったため、俺の作業が発生する可能性は低めだったけれど、原因が明確に判明していなかったので、システムの設計ミスという可能性も捨て切れなかった。
当然ながらシステム設計に何らかの不備があったとすれば、場合によっては大きな回収作業が入ってくるわけで、通勤電車へ揺られながら不安を膨らませていた。

不安を感じる一方で昨夜からメールの1つも届いていなくて、出番が俺に回ってくることなく解決したのではないかとも期待していた。
G社長は俺が不眠症気味である事実を知っているので、今日に備えて休ませるための気遣いという可能性もあるわけで、色々と憶測を交えながら玄関を開けた。
出社すると仕事場にG社長の姿はなくて、昨夜の遅い時間まで対応に追われて寝ているのだろうと思いつつ、PCを起動して昨夜のチャットログから状況を読み取っていく。
トラブルの解決方法が発見されて状況が安定した所で途切れており、今日は朝から修羅場を経験せずに済みそうだと安堵の溜め息を漏らした。

サービスが開始されて安定して動作してくれている事に安堵しつつ、暫く放置していた別件の対応に着手したのだけど、時間を空けすぎたらしく構成を思い出せずに四苦八苦してしまう。
予定では1時間ほど片付ける予定だった作業は2時間に肥大化して、ようやっと突き止めた障害の原因は単純な記述ミスと情けない結末で、これだけのために2時間も浪費したのかと呆れていた。

午後からはサービス開始時に必要ないと保留していた終戦案件を片付けつつ、久しぶりの落ち着いた雰囲気を味わいながら作業していた。
今日は朝に不安を積もらせていたのに大きなトラブルもなく、久しぶりに落ち着いた気分で過ごせていた。

急激に 花粉が飛んで 不調気味2013年03月07日 23時54分24秒

今日は仕事も安定してくれたので、サービス開始から初めてのイベントへ向けての改修が行われている。
開発期間が短めとなっているけれど、サービスが始まる前から準備を進めていた事もあって、2件の仕様変更のみと少な目となっているので肩の力を抜いて作業へ取り掛かっていた。

切迫した雰囲気から抜け出せたので精神的な余裕を持てたけれど、風向きの変化によって気温が急上昇した事から、花粉の飛散量が増大したらしく花粉症の症状が一気に悪化した。
2月初旬から処方薬を備えていたので対策を取れたけれど、朝食後の薬が聞き始めるより前に外出したので、通勤電車の中ではクシャミを繰り返していた。
目の充血と痒みといった症状も出ていたし、花粉の気配が増えていくのではなく、症状が一気に悪化した状況が相当に堪えたのか、気分が悪くなる場面も何度か経験していた。

ここ最近の睡眠不足から考えれば眠くなっても致し方なくて、気分転換に席を立ったり、おやつを買いへ行ったりすると復活できるのに、今日は何をしても1分足らずで眠気が復活していた。
それでいて眠気と必死に戦っていると、いつの間にやら眠気が消えていて拍子抜けしたり訳が分からなかった。
気温変動や花粉症、それに寝不足と不安要素が幾つも重なる中で、混乱しながらも順調に作業を進められたのは奇跡的だった。

今日は早めに帰宅しているので睡眠時間を長めに確保したいのだけど、ここ数日に疫病神が俺の生活へ割り込んでくる場面が増えていて、今日も似たようなパターンとなりそうな嫌な予感がしている。

この空気 まともに吸っても 大丈夫?2013年03月08日 22時32分17秒

今日は上着が邪魔になるほどの暖かい天候となったのだけど、花粉の飛散量が一気に最高潮となったために目や鼻が酷い有様だった。
それでも薬が効いたので楽な方だったのだけど、前日まで花粉症を殆ど発症していなかった所からの変動だったため、急激な変化に気持ちの方が追い付けていない様子で、症状以上の疲労感を感じながらの帰宅となっている。

今日に関しては中国大陸で起きている大気汚染物質、PM2.5が関東地方まで飛来するとの予報が出されていた。
PM2.5は成分としての毒性こそ無いけれど、一般的なマスクを通り抜けてしまうほど細かい粒子で、その軽さと小ささから肺へ侵入したりして呼吸器疾患を誘発すると言われている。
植物の肥料として使われる硫化硫黄などが主成分だそうで、物質としては毒性がなくて安全だとい事がせめてもの救いだろう。

目に見えない凶器が含まれる空模様の下で、今日も休まずに出勤していたのだけど、やたらと目が痛くて一次は目を開けていられなくなっていた。
花粉症で目が痒くなったりする事は珍しくないけれど、開けられなくなった経験がなかったので困惑したけれど、トイレの鏡で眼球を確認してみると充血を通り越して出血していた。
傷ができた影響で目を開けられなくなったのだと理解しつつ、違和感を覚えて観察してみれば、傷は血管と無関係に走っている事へ気付いた。
睫毛の何本かが目の内側を目指して伸びる困り者がいる事を思い出して、睫毛が外側へ向かうように調整すると、10分ほど経過した頃に痛みが引いて普通に目を開けられた。
恐らくは花粉症による目の痒みから瞼を擦ってしまい、その際に睫毛を変な方向へ曲げてしまったのだろう。

横浜で 船へ乗り込み 見る景色2013年03月09日 22時53分24秒

今日はSNS内で急に立ち上がったオフ会に参加して、みなとみらい周辺を船の上から眺めながら巡ってきた。
事の発端は船舶免許を持つ人が掲載した写真をみて、カメラ好きな人が船上撮影会をやってみたいと言い出した事にある。
その流れの中で都合さえ合えば船を出してくれる事になって、今日がその都合の会う日となったので水上撮影会となったのだけど、この会話が全て今週に遣り取りされていたのだから驚かされる。
つまり、火曜日に船上撮影会の話が持ち上がって、土曜に開催という凄まじいペースで話が済んでいき、オフ会へ備えて心の準備をする暇もないままでの参加となった。

参加者の1人、船舶免許を持つ人は以前に2度ほど顔合わせをしているのだけど、船上撮影会を言い出した人は初対面となるので軽く緊張するも、同じくカメラ好きだという奥さんを同伴で登場したから驚いた。
ご本人も奥さんも気さくな方で直ぐに意気投合できたし、撮影会という分かり易い目的を持っていた事もあって、普段のオフ会よりも場に馴染むまでの時間は短かったように思う。

船が係留されている船着き場へ移動して、船の準備ができるまで待ちながら看板犬のミニチュアダックスフンドと遊んで過ごした。
乗船者名簿に記名する程度の手続きだけで乗船して、みなとみらいやベイブリッジをグルリと時間ほど掛けて航行してきた。
風がなかった事もあって穏やかな波で船の揺れは控えめで、心配していた船酔いも起こさず、普段なら目にする事のない景色を堪能しながらカメラを構えていた。

参加者が集合した時点から顔を見せる意味も含めて、マスクを外していたので花粉症で随分と苦しんだけれど、砂塵が舞って見上げる空に色の付いていた地元に比べたら楽な方だった。
それでもベイブリッジまで船を走らせて横浜を見てみると、黄色と白色の濁った空気の層を視認できたから唖然とする。
ベイブリッジへ向かう途中で風の冷たさを一変させる境界線が存在して、そこからスモッグと花粉に汚染された空気が途切れているように感じられた。
花粉症の症状が一時的に軽減した事実もあって、目の前の霞のような濁った空気の中へ戻っていくと、視認した事による思い込みも影響もあってか鼻水とクシャミが辛かった。

船上撮影会は昼と夕方の2回が行われて、日が有るか無いかで大きく様相を変える船上からの眺めを楽しみながら、年代物のカメラで何処まで頑張れるのかと不安を感じながらシャッターを切っていた。
前回のフィギュアの同人即売会と違って、今回は風景写真となるので自前のカメラが本領を発揮する場面だけど、他の方々が構えるデジタル一眼レフに比べれば貧弱な装備となる。
それに波が低いといっても船の揺れが消えるはずもなく、手ぶれ状態で綺麗に撮影できている保証もないし、快晴の日差しでカメラの液晶を視認できなかった事もあり、カメラよりも目で楽しむ方を優先していた。

船上撮影会を満喫した帰り際に中華料理屋へ立ち寄って夕食会となる。
何の前情報もなく入店したのだけど、1人2500円で10皿を選択できるコースを注文した、1皿が運ばれてくる度にボリュームの多さに何度も驚かされて、頑張って箸を動かしたけれど食べ切れなかった。
これが量の多いだけであったら致し方ないと諦められたけど、残すのが勿体ないと思える程度に美味しかったので残念でならない。

船上撮影会も夕食会も大満足な一日だった。

飲み忘れ 体調崩し 呆然と・・・2013年03月10日 20時42分59秒

昨日の海上撮影会はオフ会も兼ねていた事もあり、マスクを外して参加していたので随分と花粉症が悪化していて、帰宅する途中から耳の方までダメージが波及し始めていた。
それでも就寝前に薬を飲んでおけば持ち直したかも知れないのに、電車で寝過ごしそうなほど疲れて眠くなっていたので、帰宅後は寝るための準備以外の事を忘れてしまった。

今朝は薬を飲み忘れた影響もあって朝から調子が悪くて、PS3本体を買いへ行こうかと考えていた予定をキャンセルした。
起床してから朝食と一緒に少し強めの薬を服用すると、体力を根刮ぎに奪われたような脱力感へ襲われて、呆然と録画したアニメを消化していると夕暮れ時を迎えていた。
小説を執筆している暇がなかったばかりか、昨日の海上撮影会で撮影した写真を確かめる気力もなくて、PCの前に座ったまま呆然と時間を過ごしていた。

外を全く気にしなかったので日が暮れた後に知ったのだけど、今日は強風が砂塵を巻き上げて空気を茶色く染めていたらしい。
俺の地元では隣の市にある未耕作地から砂塵が飛んできて、砂嵐のような状況が生み出される事が年に数回あるけれど、似たような状況が広範囲に広がったらしい。
煙霧と気象庁が呼称する現象で、お天気カメラからスカイツリーが見えなくなるほどの空気が濁ったらしく、外出の予定がなくて良かったと安堵している声を良く耳にする。

夕食後に自室へ戻っていると、父親が煙草を吸うために外へ出たらしく玄関を開ける音が聞こえた。
夕暮れ後も突風が吹き付ける大きな音が聞こえていたので、危なっかしいと思っていたらスクーターを倒したらしい音が聞こえてきた。
酔っていた父親が転んだ拍子にスクーターを倒したのだと推測しつつ、何をやっているのかと呆れていたら、風音に紛れて名前を呼ばれたような気がした。

嫌な予感に繭を細めながら玄関へ出てみると、やはり父親が倒れて起き上がれなくなっていた。
酔っている上に尻餅を付いた影響で力が入らずに立ち上がれないだけらしい。
助け起こした後は一人で歩いてくれたけど、こんな日にくらい禁煙できないのかと呆れるばかりだった。