一年も 使い続けて 返品だ2009年07月21日 21時15分29秒

先月の中旬からブログに睡眠記録を載せなくなっていることに気が付いている人はどれくらいいるのだろうか。
元々が私的な理由で投稿していた感が強かったから楽しみにしていた人は居ないと思うのだが、ブログに設置してあるカウンターの回転が鈍っていたりと影響が出ているから面白いものだ。
恐らく深夜帯よりも早朝に投稿した方が人目に止まる機会が多いためなのだろうが、よもや存在意義が分からないとさえ言われていたカテゴリの投稿まで影響してくるとは思わなかった。
元よりカウンターを回すことに執念を燃やしているタイプではないので気にしてはいないのだが、やはり数字に出てくると少し寂しいとか感じてしまう面がある。
もしできるのであれば明日から睡眠記録の投稿を再開してしても良いとか思うところなのだけど、困った事にそうできない理由があったりする。

そもそも 1年も続けた睡眠記録の掲載を止めることになった原因として、記録を取ることが出来なくなったという根底に関わる理由がある。
睡眠記録が取れなくなった理由は機械の故障ではなくて、色々な事情を積み重ねた結果として、購入から 1年以上が経過しているにも関わらずメーカーに商品の返品を受け付けさせた為だったりする。
つまり、商品を返品してしまって手元から無くなってしまったので睡眠記録が取れなくなってしまったわけだ。
ちなみに購入金額の返還も今月初旬に完了しており、俺は随分と長い試用期間が終わってしまったかのような気分で現状を受け止めている。

今回の返品まで経緯は購入から 1年が経過した直後の 5月上旬、データベースに不正値が紛れ込んだ事が原因で睡眠記録を管理するプログラムが起動しなくなるという不具合が発生したことに端を発する。
不具合が発生した直後に発売元へデータの復旧を依頼するメールを送ったのだが返ってきた答えは「調査したが復旧は不可能」という内容だった。
普通の人なら諦めるところだろうが、生憎と俺のプログラマの嗅覚が不審な匂いを嗅ぎ付けたので軽く調べてみたら数分でデータを復旧させることに成功してしまった。
こうなってくると発売元が言っていた調査が何だったのかと疑問を抱く事は当然のことであり、同時に先のメールを信用していたら完全に泣き寝入りさせられた事になるので「消費者を舐めるな」という怒りが次なる行動への原動力となった。

最初に自力でデータを復旧させる事に成功した旨と手順を書き添えた上で「調査したと言っていたが何を調べたのか」と問い合わせたところ、返答は「開発元は外国であり、販売を行っているのみなので・・・」といった予想通りの内容だった。
ここで二の手は「販売しかしていないから分からないのであれば、調査したという文言を使うのは如何なものか」といった感じで畳み掛けた上で、既存の不具合を 8個ほど修正案まで添えて叩き返してやった。
これらに対しての返答は開発元への修正依頼を出した旨と修正版が公開されるまでに時間が掛かるため、こちらが希望するなら返品保証の適用を申し出てきた。

新しいプログラムが上がってきてもダメ出しを続けることになるのは目に見えているし、何よりもサポートの対応の悪さに怒りを覚えていた事もあって即決で返品の手続きを踏ませてもらった。
実のところ睡眠記録を取り始めて 3ヶ月も経過すると目新しい情報を得られなくなっていたと言うのがもっとも大きな理由だろう。
何やら色々と合ったけれど最終的に購入金額まで戻ってきたから得をした気になっているから、現状は怒りも何もなくスッキリとした気分だ。