今はまだ 軽傷だけど 前もって2016年07月03日 22時32分11秒

金曜の通院では障害者低調を申請するべき病状なのか判断するために4種類の検査をまとめて受けてきた。
最初は視野の広さを調べる検査だったのだけど、用意された光なのか眼精疲労によるノイズなのか判断できなかったりして苦労させられた、
苦労こそしたものの検査員の人がこちらの見え方に合わせて予め見るべき光を確認させてくれたりと、最初に掛かった眼科院で受けた機械がランダムに発生させる光を見せられる方式より随分と楽だった。
機械がランダムに発生させるタイプは点滅が早過ぎたり、光が小さすぎたりと健常者を相手にしている印象の仕様となっていて、そもそも見せる気があるのかと疑いたくなるほどやりづらかった。

その後の検査は眼底撮影や網膜の厚さを検証するといった類いで、成されるがままにしているだけだったのだけど、電極を繋いだ状態で暗室に20分ほど閉じ込められる検査があったりと、検査室から解放されると2時間も経過していた。
これだけの検査を一気に受けるとさすがに疲れてくるわけで、久しぶりに何かジュースを飲みたいとか考える程度に消耗していた。

問題の検査結果は網膜色素変性症で確定となったのだけど、他の同じ病気で通院している患者に比べると軽傷で、進行具合が最も大きく出る視野の広さを見る限りは直ちに訓練を始めるべきレベルに達していないとの事だった。
細かい状態を聞いた限りでも子供の頃から自覚していた症状ばかりなので、ここ数年で悪化したという認識ではないのだけど、障害者手帳は申請して通りやすい病気らしく、運転免許を諦めている現状ではデメリットもないので申請する事になった。