給料は 何に対して 払うのか2015年10月26日 23時49分51秒

Twitter上で「PCの修理業者を呼んだら、5分で解決したのに5万円も請求された。高すぎる」という発言が話題となった。
作業時間としては確かに短いのだろうけど、復旧した事実は変わりがないのだから出張費や技術料で妥当な金額と思う。
最低価格は前もって知らされていたはずであり、契約の中で行われた請求に対して苦情を付ける事自体か間違ってる。
明細書に行われていない作業が記載されていたり、異常な価格を計上しているなら文句の付けようもあるが、作業時間に対する不満は理解に苦しむ。

俺と似たような見解のコメントが多かったようで、この話題は大して気にせず流していたのだが、今日になってゲーム外車のCEOがFacebookで妙なことを言っていると知らされて呆れていた。
正直なところ、何が言いたいのか要領を得ないので気になる言葉を抜粋して、要約すると「雇用主や顧客は内容に対して、対価を払っているわけじゃない。その辺を勘違いしている技術者が多い」となる。
ちなみに、この発言と付随するコメントの中に「何に対して対価を支払っているのか」という疑問に答えていない。

時間に対して対価が支払われるのであれば、仕事をせずに何時までも成果を上げない方が得となってしまう。
経験や技術に対しての対価という考え方は、5分で5万円の話を「高くない」と見る見解となるので適合しない。
他の要素と言えば、人として好きか否かという業務と関係ない基準しか思い当たらず、この場合も仕事をせずに胡麻擂りだけしていれは良くなる。

成果に対して給料が支払われないのであれば、仕事をする理由がなくなるので何を言っているかと呆れるばかりだ。