少しだけ 期待したけど 転けていた・・・2022年06月16日 21時46分03秒

今期の春アニメに「ブラックロックシューター DAWN FALL」があるのだけど、AIの暴走によって人類滅亡の危機に瀕した世界を舞台としていて、最新話で暴走の理由が明らかになった。

要約すれば、テラフォーミング担当のAIが人類に適した環境を作るのと同時に、環境適用能力を向上させた人体改造も平行すべきと判断して行動へ移したとなっている。
更に人類を研究する上で人類滅亡の情報が足りないので、生命誕生の環境まで戻して文明発展まで観察して、再び滅ぼすという実験を思い立ったと行動がエスカレートしていく。
そして、1回目の人類滅亡を観察するため、即座に全ての生命を機械化するのでなく生き残らせて研究対象としていた状況が物語の舞台となっている。

今までの映画などにあった人類を無能と判断して排斥に掛かるとか、そういう暴論に比べたら間違えないけれど融通が利かなくて、利口でもない機械らしい発想に則していたから感動した。
上記の発想は人類という単語の曖昧性に気付かないまま、テラフォーミングを「人類の移住できる環境を整える」として指示してしまい、「人類を模した機械」や「次に誕生する人類」も範疇と捉えた結果となっている。

ここまでは融通の利かないAIの発想として有り得るのだけど、結論を出してから実行へ移すまで自己判断で動いている辺りに疑問がある。
それとAIの本能をデータ収集であり、人類滅亡の観察を実行する理由としているけれど、実データを集める事はAIの本質でないから先の感心が一気に冷え切った。
AIは数多の推測と仮想実験を繰り返す中で真理に近しい推測計算式の生成が目的であり、実データを集める事へ執着したらデータバンクだし、大量のデータから答えを見つけるだけならデータベースで十分だ。

途中までAIを理解している雰囲気だったのに、途中から滑り落ちていく様が勿体ないと感じるのと同時に悲しくもあった。