【まったり空間】

ここは毎年の撮影ポイントとなっている御伊勢塚公園の入り口のところなのだけど、残念ながら葉桜が目立ってしまっている。

そんな残念な気持ちを込めて、頭上に葉桜、奧にギリギリで見頃の桜を配置して撮影してみた。
例年なら奥の桜が見えないくらいに桜の花が広がっているところなのだが本当に残念だった。

この写真を撮影は地面に片膝を付いてのローアングルだったのだけど、カメラを構えたところで後ろから自転車がくる気配がした。
その自転車が通過するのを待ってから撮影しようと思ったのだけど、どうも気を遣ってくれたらしくて、俺から2mくらい離れたところで止まってくれた。
気を利かせてくれた事に感謝しながら撮影を終えて、御礼をしたのだけど見るからに人の良さそうな老婦人で桜と同じくらい感動してしまった。

●フルサイズ【2848*2136：1.84 MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20090412/DSCF0866.JPG

日差しが顔の表面を焼いてくれて、皮膚に日焼け特有のパリパリとした感触が出始めたので日当たりの良い場所から避難した際に枝垂れ桜の群生地点を偶然にも見つけることができた。
後で分かったのだけど、毎年に撮影してきている御伊勢塚公園の裏手だったようで、今まで見逃していた事を知らせて軽くショックを受けた。

実は撮影してある 1本の他にザッと20本くらいで桜並木を作っているのだけど、花を残していたのはたったの 1本だけだった。
画面の左右にそれぞれ花を落とした枝垂れ桜が移っているのだが、本当に花を付けているのは真ん中の 1本だけで、どんだけ目立ちたいのだとツッコミを入れたい気分だった。

●フルサイズ【2848*2136：1.43 MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20090412/DSCF0861.JPG

前の写真で撮影した桜を別の角度から撮影した写真がこれだ。

枝振りも良いし、桜の下にあるベンチで弁当を広げて食べたら気持ちよさそうだと思うのだけど、いつま誰か先客がいるので見てるだけなんだ。
どうせなら好きな高台の上で食べるのも良いと思うのだが、残念なことに日差しが強すぎて日陰にいないとジッとしていられなかったりする。
そういう意味では公園のベンチとか本当に良い場所にあると思う。

実はこの場所は意図せずに 2回も通ってしまっている。
もちろん撮影は 1回だけなのだが、帰り道に「そういえば、この道は何処へ続くのだろう」と気になっている道があった、何の気なしに走ってみたら、この場所に辿り着いてしまった。
体調不良の影響もあって方向を見失いかけていたところで、意表を突いた場所に出てきたから驚いたのだけど、お気に入りの場所だったから悪い気はしなかった。

ちなみに 2度目に通ってきた道の方が走りやすいのだけど、桜は少なめだったので次回にどちらを使うか少し悩む事になりそうだ。

●フルサイズ【2848*2136：1.44 MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20090412/DSCF0855.JPG

ここは毎年のように訪れている撮影ポイントで、入間川の河岸が高台となっているため桜の枝が視界よりも下にくるので、普段は見上げる事の多い桜を見下ろして楽しめる良い場所だ。

ここの桜が散っていたら相当にショックだろうとビクビクしていたのだけど、前の写真で撮影した桜がまだ花を残していたから少し期待しながら走ってきた。
その期待通りに花を付けている様が冷えた時は固く拳を握りしめて「おっしゃ」と声を出して喜んでいた。

日の角度もさることながら、皮膚が焼けるほど暑い日差しが良い感じに桜を照らしてくれていて、お気に入りの 1枚に仕上がってくれて本当に良かった。

●フルサイズ【2848*2136：1.62 MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20090412/DSCF0853.JPG

前の写真を撮影した場所から遙か30km、川越を越えて母校である大学を目指している途中で見つけた 2番目の花見ポイントだ。

桜の花はかなり散ってしまって、所々に葉っぱが目立つようになっているのだが、視線を下の方とか別に逸らしてもらうとタンポポが咲いていたりして良い感じに春が感じられる。
何となくアクセントで画面の右下に愛車も載せてみたりして、微妙に工夫をしてみた 1枚だったりする。

実はここに来るまでの道程は体調不良のおかげで凄く険しくなっていて、特に目の充血が酷かったから風圧で目が乾くと刺すように痛くなって大変だった。
そんな状態で見頃の桜も見つからず、延々と 1時間を走り通して見つけた桜は見頃から多少の遅れがあっても心に染みる暖かさが感じられた。

●フルサイズ【2848*2136：1.41 MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20090412/DSCF0844.JPG

ここからが土曜日に花見と称してサイクリングへ行ってきた時の写真になる。

自宅を出てから例年の撮影ポイントを巡回しながら 6km弱を走って、ようやっと出会えた最初の咲いている桜を必死になってカメラの納めてきた。
この桜は例年なら殆ど注目しないのだが、今回はここまでが全て全滅だったから最初で最後の 1本になるかも知れないと頑張ってきた。

この桜も散り始めていて角度によっては微妙すぎる感じるだったし、電柱や電線といった人工物が邪魔くさくて、何やら色々と苦労させられた。
最も苦労したのは奧にある散った後の桜を隠しつつ、見栄えのする角度を取るかといったところか。

ちなみにここまで全滅だった桜は殆ど奧に隠したる連中のような状態となっていた。


●フルサイズ【2848*2136：1.61 MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20090412/DSCF0842.JPG

前の記事と同じ公園で反対側を向いて撮影した写真。

ちょうど頭上に天気の分かれ目があったので、さっきのは曇り空を背景にしていたけれど、こちらは青空が後ろにある。
同じ公園の同じ時間だというのに、随分な違いだと笑ってしまったのでついでに掲載してみた。

そして、これが予備の写真の最後だったりする。

●フルサイズ【2848*2136：1.39 MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20090412/DSCF0832.JPG

航空公園を抜け出して、駐輪場の脇にある公園で撮影した写真。

電車の時間が迫っていたため、小走りをしながら撮影してきた。
夜中になると宴会が行われていることの多い場所なのだが、こうしてみてみると、頭上を覆う桜の枝が何とも見事だ。

最初の記事で話した通り、この公園の桜は満開になった直後から大量の花びらを散らせていて、実質的な見頃はこの撮影日だけだったかも知れない。

●フルサイズ【2848*2136：1.54 MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20090412/DSCF0828.JPG

航空公園で撮影した予備の写真はこれが最後。

ここは人が映っている事から桜の枝がどれ程に広く伸びているから分かってもらえるだろう。
本当に見上げるほど背の高い桜が公園内としては狭い道、それも蛇行している道に生えているから、見てきた瞬間はちょっと圧倒される印象を受ける。

枝が細いから強風で折れてしまわないかと心配になるのだが、周りに木が密集しているから庇ってもらっているのかも知れない。
何にしても長く咲き続けてほしいと思う桜の 1本だ。

●フルサイズ【2848*2136：1.29 MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20090412/DSCF0825.JPG

こっちも航空公園で撮影した予備の写真だ。

この場所は円形広場になっていて、周囲が全て桜に囲まれているから花見をしに来る人の殆どがここを通っていく。
そのため休日もなると、撮影する際に他の人のカメラを邪魔しないように気を付けるのが大変だったりする。
しかし、さすがに早朝は誰もいないわけで悠々自適にカメラを構えることができてよかった。

●フルサイズ【2848*2136：1.21 MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20090412/DSCF0807.JPG