玄関を 明けた直後に 降り始め: 【まったり空間】

今日は午後から雨の降り出す予報となっていたので、降り出す前に昼食を食べに行きたいと思っていたのだけど、玄関を開けたら正に降り始めたところだった。
それも最初から大粒の雨が降ってきていて、乾いていた路面が見る間に塗れた色へ染め上げられたので、傘を持たずに出掛けられる雨量ではなかった。
そういう意味で言えば降り始める前に出掛けて、冷たい雨と風で体温を奪われながら帰宅する羽目とならなかっただけ良かったのかも知れない。

それでも傘を持ったまま自転車に乗りたくないので、最初は雨の中を突っ切ろうとしたものの文字通りのずぶ濡れとなりそうだから諦めた。
傘を差してみれば随分と大きな雨音が聞こえてきたし、濡れた場所が氷のように冷たくなるし、意地を通していたら体調が悪くなっていたかも知れない。
玄関を開けるまで乾いていた路面も薄らと水溜まりになりつつあるし、相当な雨量だった割に短期間で止む気配もなくて、久しぶりに降ったと思ったら随分と異質な雨だった。

雨天なので遠出するのが面倒だったのだけど、今日は松屋より行き付けの食事処へ行きたい願望が妙に強かったので、少しばかり頑張って自転車を走らせてきた。
食事処の食事は殆ど動かない平日の昼食としたら食べ過ぎの量になりがちだけど、自炊だと調理時間を短縮するために似たり寄ったりのメニューだし、松屋も選択肢として多い方でないから普段と違い物が食べたい衝動が強くなる日もある。
雨の日に欲求を爆発させる間の悪さは感じるけれど、美味しい料理を食べると幸せな気持ちなるので無理して出掛けた甲斐があった。

これで帰りが雨上がりだった良かったのだけど、しっかりと行きと同じ雨量が続いていた事は残念だった。