父親を 救済したら 汗だくに・・・2020年04月07日 22時06分31秒

通勤のために電車へ乗り込んで3駅目へ到着した時、父親からの着信が入ったので嫌な予感がすると言いながら出てみると、やはり自宅の鍵を持たずに出てしまって閉め出されたとの事だった。
少しばかり悩んだけれど、今は時差通勤と言えば60分ほど遅れて出金しても許されるし、放置できる状況でもないから父親を救済するために取って返した。

降車した時点で反対側のホームへ戻る電車が来ていたので、想定より早く地元の駅まで戻ってこられたけれど、同じ方向へ歩く人々の足があまりに遅くて苛立ちさえ覚えた。
俺が急いでいるから遅いと感じた部分もあるけれど、改札前で立ち止まってから定期入れを探す阿呆が横に3人も連なっていたので、基本的にダラダラと間抜け面で歩いていると断定して良いだろう。
しかも、その間抜け面3人を追い抜いた後の先行する集団まで5mほど開いていて、俺の前を陣取っていた連中が遅すぎた事は明らかだ。

そんな苛立ちを押し退けて駐輪場まで戻ると、先ほどの怒りをペダルへ押し付けるように踏み込んで、自転車を自宅方面へ向かって全力で走らせていった。
上着は当然の方に脱いで鞄と一緒に前カゴへ押し込んであり、走り出した直後は肌寒くも感じられたけれど、3分としない内に体温が上昇して涼しいと思うようになっていた。
この涼しいは汗の冷える感触を含めての涼しいなので、信号で止められた瞬間から汗だくになる状態となっていて、父親と合流して鍵を渡してから再び駐輪場へ自転車を停めてから10分ほど、玉の汗が額から流れ続けていた。

朝から汗だくになっていた影響から昼過ぎから喉の渇きが酷くて、水筒の水を飲み干しても足りなくて自販機に頼るほどだった。
しかし、この時は汗を流しすぎた影響で水分が足りないのだと思い至らず、眠気覚ましを優先してコーヒーを買ったので濃すぎるカフェインで気分が悪くなってしまった。
更に時差出勤の帳尻合わせで退勤も遅らせざる終えないし、自業自得であっても踏んだり蹴ったりな気分での帰宅となった。