快適を 求めだしたら 贅沢だ2020年03月03日 21時52分48秒

今朝の報道によると新幹線のバリアフリー化の取り組みとして、全車両に今までよりも大きな車椅子スペースを設置するよう国交省が要望したそうだ。
車椅子でも快適な旅を提供するための施策らしいけれど、さすがに贅沢と言わざる終えない優遇処置に思えてならない。
車椅子スペースが専有する面積に応じた運賃が請求されて、それ以外のスペースで乗車できないのであればわう。
しかし、恐らくは2人分以上の場所を1人料金で利用する事となるはずで、その上に快適さまで要望し始めたら、やはり贅沢を言っているとしか思えない。

そもそもに同じく障害者であり、要介護とも上回る視覚障害者へ対しての優遇処置がないにも関わらず、見た目に目立つだけで車椅子に重点を置いたバリアフリーばかり押し進められている。
車椅子スペースの拡充は座席数の現象を意味するので、介護者と隣り合う座席を取りづらくなる恐れがあって、車椅子以外の障害者にとってデメリットかも知れない。

何よりも全車両である必要性が何処にあるのか理解できない。
エレベーターから遠い車両まで移動して乗車するはずがないので、2両もあれば十分なのに何も考えず聞こえの良い言葉で要請しているのだろう。
車椅子の利用者も政治家の人気取りに利用される状況へ待ったを掛けるべきだ。
今朝の報道もそうだったけれど、車椅子が何処までも優遇を求める意地汚い輩しかいないかのように見せられている。
贅沢ばかりを言っている奴は1割に満たないはずだけど、最近に車椅子を見ると意地汚い輩に見え始めている俺がいる。