借りたのに 返す事すら 知らぬクズ2019年11月23日 23時06分57秒

今日はToda氏が遠出しているために昼食会も連動して中止となっていて、ここ最近の寝不足を解消する意味でも昼過ぎまで寝ているのも1つかと考えていた。
しかし、家電へ掛かってきた電話が切っ掛けとなって起き出す事となり、そのまま外出する流れに発展して、昼から日暮れまで厄介事の処理に駆けずり回る羽目となった。

電話の主は地元にある図書館の職員であり、俺が疫病神と呼んで嫌っている実姉の返却されていない図書に関する問い合わせだった。
この連絡は過去に何度も受けていて、疫病神が実家に居座っている頃から掛かってきていて、返すことのないまま引っ越しているので盗んだと言える。

借りた物を返すなんて当たり前の事もできない分際で、自分を至上の常識人だと勘違いしている辺りなど、俺が実姉を毛嫌いし始める事の発端とも言える。
それというのも実姉の窃盗被害は俺の所有物でも数え切れないほど繰り返されており、疫病神と呼ぶに至る十分な下地として記憶に刻まれている。
そして、実姉は貸金業者で働いている時分に返済を拒む債権者へ対して、借りた物を返すなんて当然の事ができない奴等だと愚痴を漏らしていて、己の事を棚に上げて平然している様子に失望した事も覚えている。

そんな疫病神の迷惑行為が図書館に及んでいるなど放置したくなくて、ゴミ溜めのような部屋を整理する途中で探してみているけれど、片付けも進まない状況では本の発見など叶うはずもない。
出てきたとしても真っ当な状態を保っているとも思えなくて、こちらとしても呆れている状態だと告げたところ、代替品の寄贈でも返却を受け付けると聞かされた。

それならばと代替品となる本を指定してもらって、昼飯を食べるのに出たついでに本屋を巡ってきて、目的の本を見つけて図書館まで持っていった。
図書館へ到着した時点で日暮れ時だったので嫌な予感がすると思っていたら、手続きを終えて外へ出てみると完全に暗くなっていた。
図書館から1km近く街灯の少ない道が続くので自転車を押しながら歩いていた。
その先も走り慣れた道でないので冷や汗を流しながら走行して、どうにか帰宅できたけれど体力の殆どを帰り道で消耗した気分だった。