ネタっぽく 見えているけど 真理だよ2019年09月22日 22時33分10秒

Twitterを久しぶりに眺めていたらネタ画像として流されているらしい画像が目に付いた。
自信過剰な雰囲気のキャラが「パンツを見たい」と叫んでいて、その次に「見たいだけで性的な気持ちなどない」と豪語しているコマへ続いている。
最初の発言から飛ばしているのでネタ画像と見えるけれど、その実は真理を突いているにも関わらず、ネタっぽさから重要な部分を見逃される流れまで含めて、色々と深い意味が隠れていると感じ入っていた。

見たいという感情は好奇心であって性的欲求へ直結しないのに、世間からすると切っても切り離せない表裏一体の関係だと思い込まれている。
犯人の部屋から漫画やアニメが見つかったとか何とか、そういう話が好奇心と性的欲求を混同した思い込みの末に出てきた文言だと感じる。

事件と嗜好品を結び付ける発想はさすがに馬鹿げていると気付かれて、最近では聞かれなくなったけれど、思い込みの暴走は未だに多く見受けられる。
例えば、国家には国民の生活を守る義務があるけれど、個人の安全を保証する責任があると勘違いしている人が多い。
そもそもに国民と個人を同一だと勘違いしている傾向があって、個人の負うべき責任の全てを国家へ押し付けており、そういう発想を平和惚けと呼ぶのだと思っている。

こういった平和惚けした妄言が平和すぎる故なら良いのだけど、マスメディアによって植え付けられた感情だという辺りが問題だろう。