思い出を 旨に抱えて ブラブラと2019年09月16日 21時45分00秒

地元にあるデパートの1つが今月いっぱいで閉店する。
自宅から4kmほどの距離にあって、通勤で使用する駅に近いのだけど、線路の向こう側となるので頻繁に通える立地でないだが、食器や衣類に寝具といった数ヶ月に1回の割合で必要となる買い物で利用していた。
これらの買い物は数年前なら専門に扱う店舗が点在していたので、デパートまで足を伸ばす必要がなかったのだけど、不景気の折に相次いで閉店して元の鞘へ戻るように集約されていた。
その流れで収益が上がっていると思っていたのだけど、通販で済ませる人が多くて業績の回復へ繋がっていなかったようだ。

俺としては幼少期から知っていて、母親に連れられて買い物へ出掛けた記憶もあるし、店内放送を聞いてみれば2歳の頃に開業したと知ってから妙な親近感を抱いている。
時代的な事を考えると建設に2年ほど掛かっているはずで、建設開始から計算すれば同い年と言えそうだとか考えていた結果だろうか。
何よりも亡き母と一緒に出掛けた記憶が色々と掘り起こされて、自分の思っていたより思い入れが大きい事に驚きさえしている。
閉店後の扱いに関する話が何も聞こえてこないので、商業施設でない別の形となりそうな予感がしていて、手にとって確認したい買い物で苦労する事になりそうだと不安も感じている。

そんな想いを色々と抱えながら、今日は出掛けたついでに件のデパートへ寄ってみた。
大きな目的こそないけれど、貧血の傾向が見られたのでレバーカツを食べたくなったのと、子供頃に母親と訪れていたクレープ屋が健在である事を思い出したので、小学生以来の注文をしてみようと考えた次第だ。
俺は当時から甘い物が苦手だった上に貧乏性でもあったため、ピザクレープというデザートより主食寄りのメニューを注文していた。
今回も同じメニューを懐かしさから注文したかったのだけど、メニュー表から消えていたので残念ながら食べられなかった。
5年ほど前に見た時はあったのだけど、行列ができていたので並ぶ気になれないと退散しており、あの時に食べていたら良かったと今更に後悔している、

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