閉店に 驚かないが 戸惑いは・・・2019年07月31日 21時52分20秒

俺が社会人になった頃から洋服屋、特にカジュアルな服装を取り扱う店舗が地元から撤退していって、紳士服かデパートの二択という状況が続いていた。
その状況に至った直後はファッションに興味のない人間が買える服を見つけられず、安い服の購入するために隣町まで自転車を走らせたりしていた。
その状況を見ていたのか紳士服店やデパートでもカジュアルな服を取り扱うようになり、売り場の広さもあってデパートで衣服を調達するようになっていた。

そんなこんなで通っていたデパートが年内に閉店するらしくて、館内放送を聞いていると俺が2歳の頃に営業を始めたとの事で、終わりの見えた状況で親近感を深める自分に呆れている。
過去に何度も危うい場面のあったデパートなので、その実は驚いてなかったりするけれど、色々な店が減っている現状で閉店されると不便する事になりそうだ。
衣服に関しては先述の通りだけど、寝具や食器類も品揃えの良い店がなくなるし、実際に手で触ってから購入したい商品の多くをデパートに頼っていた。

振り替えてみると頻繁に買い換える商品でないし、景気の悪い時は買い控える事も可能なので、無くなると不便だと言いながら最後に買ったのが何時なのか思い出せない。
その結果が閉店なのだろうけど、今後をどうするかを考えると厄介な話でもあって、以前のように隣町で買えるなら良いけれど何処へ行けば良いのか思い当たらない。
それこそ電車で移動すべきレベルの遠出を強いられるのでないかとさえ思えてくる。