老人が 交通事故を 防ぐため2019年06月12日 23時28分41秒

ここ最近に高齢者の引き起こす交通事故の報道が絶えなくて、急激に増加したかのような風潮が生み出されているけれど、その実は以前から多かったのに取り沙汰されなかっただけだろう。
幼児を巻き込んだ衝撃的な事故が発生した影響から、高齢者による交通事故が視聴率を稼げるマスコミ好みのネタとなったので、交通事故の情報をめざとく漁っているから、報道される件数が増えたのだと思う。

国会では高齢者の運転免許に安全装置の取り付けを義務化するか、選択制にするのかと言った議論が起きているとも聞いている。
個人的な印象としては違法駐車で3回、辛抱無視なら1回で免許停止になるなど、違反のペナルティを厳罰化した上で免許取得の難易度を高めたら良いと考える。
ここ最近の事故を見ていると、アクセルとブレーキを踏み間違えるなど馬鹿げた原因が多くて、本来なら免許の取得できる技能を持っていないと思われる加害者が殆どに見える、
もう少し実技試験が厳しければ返納を呼び掛けるまでもなく、剥奪できるので下手な広告を打ったりするより効果的で確実だろう。

実技試験の難易度は年代に関わらず運転技能の低い運転手が多いので、全年齢に対して実施してほしいと考えている。
そもそも狂気たり得る自動車の運転資格が簡単に取れるなど、正気の沙汰とは思えなくてドライバーの人数を減らした方が良い。
そうすれば、移動の足として公共交通機関を用いる人が増加して、運航本数も比例して増えてくれたら、老人運転手が伝家の宝刀として振りかざす、自家用車がないと生活できない理論を打破できるはずだ。

何度も言うけれど、老人は車を運転するよりもタクシーやバスを使うようになれば、それだけでも随分と事故が減ってくれそうに思う。