強烈な 雨の匂いで 引き返す2019年06月07日 23時23分45秒

ここ数日の暑さは昨日が最後となる予報だったので、今朝から涼しくなると期待していたのに思ったよりも暑くて、少しばかり落胆しながらの起床となった。
曇り空が地表へ熱を押し留めた上に、大気の状態を乱して雨天にする冷たい風の到着が遅れていた結果、聞いていたよりも朝方の気温が高い結果となったようだ。
期待したほど涼しくないけれど暑苦しいとも感じない気温だったし、雨の中を通勤するのも億劫なので降っていないのなら利点もあって、意外と悪くない着地点だったのかも知れない。

朝の出勤時は自宅を出た瞬間から雨の気配が感じられて、一瞬に迷いながらも傘が必要となる前に出勤できると予想して走り出した。
しかし、500mほど走った辺りから強烈な雨の匂いが流れてきて、地元で降られずとも会社の方で土砂降りになっていそうな予感がしたため、自宅へ傘を取りに戻る一幕もあった。

会社の最寄り駅へ到着すると、電車を降りた瞬間から猛烈な雨の匂いが押し寄せてきて、ゲリラ豪雨が目の前に迫っているような圧力を感じながら、路面を湿らせる程度の雨が降る中で早歩きしていた。
そして、会社へ到着してから5分ほど経過した辺りから大きな雨音が聞こえ始めて、酷い時には風の弱い台風と感じそうな雨足にまでなっていた。

幸いにして帰りまでの霧雨を残す程度まで沈静化してくれたため、傘の出番が殆ど無いまま終わってくれけれど、雨の強さも随分と極端になっていると感じられた。