片付けを 幾らやっても 終わらない2019年05月01日 23時07分02秒

元号が令和に変わった初日は疫病神と呼んで嫌っている実姉のゴミ部屋の片付けを行っていた。
もっと早い段階に済ませて置きたかった厄介事だけど、物量の多さに加えて荷物の大半が書籍の類いなので、本好きの身として本をゴミとして箱詰めする作業が苦痛で集中できなかった。
しかし、一部屋をゴミ溜めのまま放置するのも勿体ないので少しずつでも片付けを進めていて、今日の作業で高床式ベッドの下に山積みされた書籍を全て段ボールへ入れ終わった。
その量は段ボール3つ分にもなっていて、山の大半が崩れかかっていた影響で無残に歪んでいる本も多くて、無残な姿を見る度に怒りと哀れみの感情が湧いてきた。

ひとまず大きな山脈の1つが片付いた事になるのだけど、似たような荷物の山が他に2つもあるので喜ぶ気力すら湧かず、汗だくだったので風呂へ入って埃と一緒に汗を流してきた。
続きをやるなら明日なのだけど、何処から手を付けるかも悩むほどの状態なので、どうしたものかと溜め息すら出てこないほどの心労を感じさせる。

何よりもベッドの下が片付いたのに作業スペースが広がらなくて、獣道が床に変わった程度の変化しかないから困ってしまう。
スペースがなければ片付けの効率も下がるし、片付けができないという手詰まりにすら陥るわけで、実姉が実家から出る際に自分で荷造りして引っ越すつもりでいたなんて笑い話にすらならない。
結局は荷造りできないからと引っ越しをキャンセルして、荷物を殆ど自宅へ残して体だけ出て行って、未だに家賃も払わず実家の一室を物置としている。

苦労して疫病神の部屋を片付けていたら、本の詰まった段ボールを積み上げるのに持ち上げたりしていたせいで、夕食時から腕や背筋の筋肉痛が半日足らずで始まっている。
筋肉質な体質なので筋肉痛の起きる可能性を想像していたけれど、半日足らずで始まるとは思っていなくて、無駄な若さに呆れてさえいる。

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