歩行者と ビニール袋に 警戒を2019年02月05日 23時47分17秒

昨夜は普段よりも電車の乗り継ぎが良かったので、閉店近くの値引き商品を買い漁ったらしい歩行者の姿が散見された。
それだけであれば気にする事もないのだが、強風が絶え間なく吹いている天気となっていたので、色々な雑音が多くて神経を磨り減らしながら走行する羽目となった。

数ある中で最も強い警戒対象となる雑音は風に飛ばされるビニール袋である。
夜盲症により視覚からの情報量が極端に落ちていると、ビニール袋を携えた歩行者なのか風に踊るゴミなのか瞬時に判断できない。
歩行中や立ち止まっているなら風の流れと音の位置から判別できるけれど、走行中ではどちらの情報も正確に把握できないので厳重警戒する以外の選択肢が出てこない。

昨夜は人通りの多さから横断歩道のない場所を横断する歩行者が居ても不思議でなく、ビニール袋を風に流す輩も多かったようで警戒対象の絶えない帰り道だった。
そんな状況下でビニール袋の音に意識を傾けすぎて、緩やかに曲がっている道で脇見してしまって縁石と前輪を接触させてしまう。
自転車が左側へ傾いた所でペダルから足を離して、縁石を蹴って体勢を整えたので転倒する事故とならずに済んでくれた。

脇見が良くない事も当然なのだけど、歩行者への警戒を怠るわけにも行かなくて、万人が道交法を守ってくれたら何の心配もなく前だけ見て運転できるのだけど、残念ながら真っ当な考えのできない阿呆がいる。
脇に意識を持って行きすぎないよう注意しながら、無事に帰宅できるバランスと集中力で構えるしかない。