三権の 分離はできて 居るのかな?2018年10月31日 00時43分02秒

父親が国勢に関わる裁判のニュースを見ている時に「日本は三権分立が成っていない」と言い出す事がよくある。
大まかに正しい意見と思えるのだけど、何処かの捻子が外れているような違和感があって、何ともスッキリしない気がしていた。
その違和感の正体が今朝の会話で判明して、喉元に刺さった棘が抜けたような気分だ。

父親はどうやら憲法が司法でなく立法の上にあると思っていて、司法判断に政府の方針が絡むことを司法独立が成っていないと考えているらしい。
そして、司法が独立していないのだから三権分立が成っていないと言っている。

俺は他方裁判所で頻発する専門家による科学的根拠を裁判長の偏見で否定するなど、出鱈目な司法判断に対する是正が成されない事を指している。
司法の振るう暴走を止められていないために、司法が立法のような振る舞いをしており、こるが三権分立にそぐわないと指摘する。

司法は立法や行政の行動を憲法に則しているか判断する機関であり、司法判断で国政を歪めるような動きをしてはならない。
ましてや、科学的検証を何の根拠もなく否定してよいなど憲法に書かれておらず、司法判断として言及するなど憲法違反となる。
まして、国政を歪めうるという尚更に許されることでないのに、何故が放置されているから呆れてしまう。