平穏に 保つためだと 毒を飲む2018年10月15日 22時36分45秒

昨夜に不愉快な一件があったけれど、父親は酒に酔った勢いで忘れている可能性が極めて高いので、挨拶や雑談といった日常を平静の装いで熟しての出勤となった。
父親が覚えていたからと何も変わりもしないし、少なくとも自分の小言が逆鱗に触れたと認識できないほど愚かでもないはずで、こちらが無かった事にする態度で接すれば合わせてくるだろう。

俺が日本語の文法を厳守して解釈するのに対して、父親は主語を飛ばして混乱する事態を招きがちであると、酔っていなければ自覚できるようなので、俺が間違った解釈から怒鳴ったにしても穿り返したりはしない。
願わくば反省して言葉に気を付けてほしい所だけど、期待する方がこくという物なので敢えて要求しないようにしている、
そういう意味で俺も理不尽を飲み込んでいるのだから、父親も理不尽を飲み干して無かった事にしていく事が、現在の我が家における平穏の天秤となっている。

そうは言っても怒鳴り散らすまでしておいて、一夜で何もかもスッキリと忘れ去れるほど人間ができているわけじゃない。
そのため、時折に苛つきが沸き立ってくる不安定な精神状態となっていたので、どうにもルールやマナーを守らない輩が多く目について不愉快だった。
普段なら無視できるのだろうけれど、苛ついている時はどうしても目に付いてしまうから精神衛生的に良くない。

老人の愚行が特に目立っている辺りが尚更に質の悪い。
通勤時間を若干に外しているのでトイレの清掃が入っていて、半分が封鎖された状況にあるのだが、個室待ちの列を擦り抜けて閉じている側の個室へ割り込もうとする老人など、特に不愉快でならない。
順番を守らずに特別待遇を受けようとする性根の腐り具合に怒りさえ覚える。
その上に通路を塞いでしまうので出入りの邪魔にもなるし、蹴り倒してやろうかと本気で考えてしまう。

他には人の視界を横切って通行しようとする阿呆も邪魔臭い。
健常者の視野なら見えるのかも知れないが、こちらは視覚障害者で視野の欠損もあるので見える前提で突っ込んで来られても対応できない。
しかも、そういう輩に限って足の遅さからぶつかる上に文句を垂れるのだから始末が悪い。
横切るにしても1歩を掛けずに横切って綺麗に交叉するならいざ知らず、こちらが立ち止まって道を譲る前提での行動しているなど、何を考えているのか全く理解できない。

そういう言いながらストレスを溜めながら帰宅して、ここで愚痴る事で若干の平温を取り戻そうとしている俺も十分に馬鹿げている。

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