その言葉 真顔でないと 信じたい2018年10月02日 23時03分08秒

地域住民が沖縄県知事選の投票結果をどのように見ているのか、と言った趣旨のインタビューがラジオのニュース番組で流されていた。
何人かに話を聞いていると言いながら、教授と名乗る女性との会話が7割近い時間を占めていたり、内容にも色々と矛盾が存在していて苦笑するしかなかった。

件の女性以外にも面白い傾向が見えていて、沖縄訛りを感じさせる人ほど米軍基地だけでなく経済などの政策へ目を向けていて、基地問題を重視する人は流暢な標準語を話していた。
俺が偏向報道を疑っているからこその思い込みと言えそうだけど、ラジオという音声だけの媒体だけに目立って聞こえて、何か妙だと思っていた所に先述の教授を名乗る女性が出てきたから苦笑する他になかった。

教授と名乗った女性の話は選挙戦の争点が経済など多方面へ分散した事へ対して、翁長前知事の経済政策で解消されたので基地問題へ集中すべきだったと述べていた。
その一方で若い世代が基地問題より経済を重視する傾向に対して、独り親世帯や不登校の多さを理由に沖縄のローカルコミュニティから外れて、インターネットへ逃げた結果であろうと述べている。
はてさて、翁長前知事が全て解決したという発言が早くも棚上げされているし、ローカルコミュニティから外れて基地反対派に染まらなかった者はを沖縄県民でないと、除け者にしているようにさえ聞こえる発言だった。

沖縄のローカルコミュニティに混じると基地反対派に洗脳されるのであれば、そういった圧力を嫌って不登校になると考えた方がよほど説得力を得られる。
沖縄経済の大半が米軍基地に関わっていると言われていて、そういった状況を翁長前知事がどうやって改善させたのか是非とも教えてほしい。
土地も人も少ない沖縄県がどうやって短期間に経済的自立を成し遂げたのであれば、それは後生へ名を残す偉業と称賛されるはずだけど、残念ながら米軍バッシング以外に何かをしたのか全く知らない。

この教授を名乗る女性の話を聞いていると、ツッコミどころしかなくてバラエティ番組としては楽しめたけれど、これをニュース特集の中で流したというのだから呆れてしまう。

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