減点を してもなくても 同じでは?2018年08月08日 21時51分43秒

先週に医大の入試試験において、女性受験者の点数が一律に減点されて評価されていた事が発覚して騒がれている。
そのような減点の行われた背景として、外科医が不足している事と女性の多くが外科医を選択しない事があるらしい。
要するに、外科医を増やしたい現状では別の診療科へ進む傾向のある女性を減らし、男性を多く採用していく必要に迫られての必要悪とも言える行為だったとの考えがある。

実際問題として、外科医の不足は国民生活に大きく関わる話となるので、女性差別という安易な見方で語るべき問題でないと考える。
そもそもに原点という手段を使わなくても、他の審査の段階で一定数以上の女性を振るい落とす事になるのだから、結果として女性の合格率が低くなっていたはずだ。
そもそもに大学の入試試験は定員数が存在するのだから、合格点に届いていれば誰もが合格する訳でもない。
ましてや、医大に至ってはその性質上から考えて入試試験よりも採用試験に近いので、私立大学であれば尚更に利益となる学生を選別するのも当然である。

そんな風に考えていくと、どのみち点数以外の審査で低評価の対象となるのだから、試験の点数を減点されていなくても最終的な結果が変わっていたと思えない。
そう考えると減点する事を問題視していても、本質を見ていないように思えてくる。

そもそもに女性が外科医にならない現実こそ本質的な問題であり、その原因は今までの医大生の進路選択にあるわけで、一概に医大だけを恨むという流れへ疑問を感じる。
他の医大でも同様の操作が行われていないか検証すると言っているけれど、外科医の不足という現実を考えれば本当に必要悪と思えるので掘り返すより先に、政府として対策を講じるべきでなかろうか。