熱中症 注目すべき 問題は?2018年07月21日 23時28分39秒

今年は小中学校の夏休み入り前から猛暑日が続く異常気象となっているのだが、この暑さにあって熱中症で搬送される自動が連日のように報道されている。
そして、そんな報道の度に学校行事を予定通りに実施する必要があるのかと苦言を呈したり、行事そのものを廃止すべきと極論まで口にする輩が散見される。

多くの事例において言える事は重度の熱中症を発症した生徒が1人しいなくて、他の同じ行司へ参加していて熱中症で搬送される児童がいない場合さえある。
つまり、行事や熱中症対策の不備というよりも極端に熱中症へ掛かりやすい生徒が存在して、特異な例として発症したと考える方が自然である。
それに対して、何処か集団食中毒でも発生したかのような雰囲気で騒ぎ立てていて、重度の熱中症を発症するに至った本当の原因へ注目が集まらない。

行事が悪いのであれば、それこそ生徒の半数が倒れるなりするはずであり、少人数の熱中症患者が出た事例に関しては注目すべき点が行事や対策の不備以外にあるはずなのだ。
しかし、現状では本当に注目すべき問題点を隠蔽しているとさえ取れる報道ばかりで、重体となった生徒の食生活や生活習慣など熱中症を誘発して重症化させる要因を見ようとしない。
例えば、睡眠不足や冷房風邪といった体調不良や過度の減塩食生活によるミネラル不足、健康食ブームを取り入れすぎた果ての栄養失調など原因としてありそうだ。

こういった情報は多くの報道メディアが挙って出しているので、諸悪の根源がマスコミにあると言われないための隠蔽かも知れない。
何にしても行事の中止を考慮する必要性も確かに有るけれど、子供の健康を損なっていないか注意警戒する親の目も不可欠だろう。

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