秒針は 止まったはずが 動いてる?2018年05月10日 23時15分21秒

日曜に愛用している懐中時計を見てみると正午過ぎのはずが、5時46分を指したまま秒針が止まっていた。
購入年を思い出せないけれど、電池切れでないかと言われたら納得する程度には長く使っている。
そのため、大して確認もせずに時計屋へ持っていこうと決めたのだけど、懐中時計を見る機会が日中に集中しているため、帰宅してから止まっている事を思い出して嘆く日々を繰り返していた。

そんな今日この頃に別件で池袋へ寄り道する事となり、必要な買い物を済ませた後に店内を物色していたら、時計の事を思い出して行ってきた。
時計売り場へ到着して懐中時計を引っ張り出してみれば、止まっていた秒針が動いていて時刻も1時23分と1周以上は進んでいた。
電池の切れる寸前で動いたり止まったりを繰り返している可能性もあるし、電池交換が幾らになるのか聞きたかったので、そのまま修理受付カウンターへ行ってきた。

修理受付が終了している時刻であると認識した上で話し掛けると、随分とサービスの良い技師が対応してくれて、傷付くリスクを冒しても良ければ即座に作業してくれると提案してくれた。
日常使いの細かい傷が付いているので、指で触って認識できるような凹みでなければ気にしないと応えて、懐中時計を技師へ預けてみた。
受付カウンターの奥にある簡易の作業台で時計を分解して、電池の電圧を確認すると十分な値を示したようで、一時的に止まった原因は電池切れでないと確認してくれた。

電池切れでなかったとしたら何らかの故障である危険性も出てくるので、メーカー修理へ出してみるのも1つだと提案された。
しかし、竜頭が何かに引っ掛かって浮いていただけの可能性もあるので、ひとまず様子を見ている事にして簡易検査の費用を払おうと思ったら、サービスで良いと言われて技師へ対する好感度が更に上昇した。
原因は良く分からないけれど時刻もしっかりと合わせたので、この先に遅れたりするようなら修理へ出す事も考えるとしよう。