右目でも ピント合わせに 苦労する2018年04月30日 21時36分14秒

手術を受けた左目にある見えていない区域が狭まる一方、見辛い部分が最初の左端から中央へ移動してきて、今では左目の視野が殆ど歪んでいる状態となっている。
歪んで見れるといっても眼鏡を濡らしたまま掛けているような見え方で済んでいて、日常生活において大きな弊害をもたらすほど酷くない。
しかし、手元の物を見ようとする場合に歪んで見える事の弊害を大きく感じていて、「見る」ではなく「眺める」を基本とした見方が癖となってしまい、物に焦点を合わせ辛くなってきた。

眼鏡を掛けている時に焦点が合わなくて、レンズから視野を外しながら目に近付けて読む場面が増えてきた。
眼鏡を外した状態なら読めるので楽なのだけど、そうしていると焦点を合わせる筋肉が衰えてしまうようで、更に見え辛くなって楽な方へ逃げた挙げ句に悪化させる悪循環へ落ちている。
少しずつでも眼鏡を掛けたままで焦点を合わせて読むように心掛けているけれど、裸眼で読むのに比べて数倍の疲労感を味わう羽目となるので辛い。

眼精疲労を溜めすぎる事も良くないわけで、何処で折り合いを付けるかが非常に難しいという初めての事なので感覚が掴めない。
眼鏡を掛けたままでも難なく手元の物が読めるようになれば、眼精疲労を溜める事もなくなるのだから訓練を優先すべきかも知れないし、疲労と衰えのどちらで見え辛いのか判別できないと徒労に終わる事も有り得る。
苦労の種が色々と有るけれど、悩んでいて前進するような話でないから当たって砕ける他になく、何やら障害者らしい苦労をしていると不思議な実感を持ち始めた。