障害を 理解するなど 無理なのに2017年12月11日 23時24分20秒

以前にも書いたような気がするのだけど、障害を持つ子の親が電車の中で不当な指摘に晒されたとして、障害へ対する理解を訴える類いのツイートを目にする機会が少なからずある。
俺としてはこの手のツイートが大嫌いで何度も目にするようならミュートに登録してしまう事さえある。

車椅子や全盲のような外見や装具で明らかな障害ばかりでなく、一見すると分からないハンディキャップも多く存在するので、そういった様々な問題を知る事の必要性は確かにある。
しかし、理解を訴えている親は他者の障害に関する知識が他の健常者と変わらなくて、理解すべきと言っている当人は数多ある内の1つに深く関わっているだけで、その他に全く興味を示していない場合が多い。
それにも関わらず、自分の身内が抱える障害への理解を世間に求めるという姿勢へ対して、俺は反吐が出ると言いたくなるほどの嫌悪感を覚えるのだ。

それに理解という単語を用いている事も好きじゃない。
はっきり言ってしまえば、家族だろうと障害が何たるかを理解する事など不可能であるにも関わらず、それを何の関わりも興味もない人達へ求めているのだから腹も立つ。
何よりも理解しているつもりになっている事へ対する嫌悪感たるや言葉で言い表せない。