坂道を 下った先が 寒すぎて2017年12月06日 23時44分55秒

今日の帰り道は思わず襟を立てたくなる寒い夜道となっていて、手袋も着用すべきか迷いながらもリュックから引っ張り出す事を面倒に感じて、素手のまま自転車へ跨がって走り始めた。
体温が冷たい空気に奪われて指先に痺れを感じるまで悴んだけれど、ハンドルを強く握り締めたり信号待ちの間にポケットへ入れて暖めて誤魔化しつつ、自宅まで何とか堪えられそうだと無駄な達成感に浸っていた。
しかし、自宅の近くまで来た所で下り坂の先が一段と冷たい空気に支配されている事を不意に思い出して、下り始める前から背筋だけ冷たくなっていた。

かといって、自宅まで残り数分の距離まで来ているので、今更に自転車を停めてリュックから手袋を出しても意味のないと諦めて突き進んだ。
坂の上でさえ限界の一歩手前という寒さだったのに、下った先は体感温度で3度ほど冷たい空気が溜まっていて、坂を半分ほど下った時点で既に痺れが痛みに変わるほど凍え出した。
ブレーキを握るのに握力まで弱まっている有り様に危機感を覚えつつも、この時間帯に歩行者を見掛ける機会が全くないので、そのまま走り通してきた。

自宅の玄関へ入ると暖房が掛かっているでもないのに暖かく感じられて、外気がどれほど冷たいのか実感させられた。
手を見ると笑ってしまうほどに赤くなっていて、ここまで凍えたなら指先に力が入らなくなるのも納得だと言えるほどの見事な赤さだった。
坂の上だけなら兎も角として、坂の下は手袋を装着しないと危険なレベルの冷え込みらしいので、明日は到着せずに防寒を固めて帰宅するようにしよう。

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