厚揚げと 名乗ることさえ 許せない2017年10月30日 23時10分04秒

昨日の買い出しで普段に買っている厚揚げ豆腐が品切れとなっており、仕方ないので「新食感 ふっくら厚揚げ豆腐」などと書かれた商品を代用に購入してきた。
その厚揚げ豆腐を今日の夕食で作った野菜煮込みうどんに投入したのだけど、これがまた腹立たしいほどに味も食感も全く存在感がなくて、詐欺に遭ったような不快感を味わう羽目となった。

厚揚げ同府の存在感は強い部類に入るはずなのだが、うどんを半分ほど食べ終わった時点で食べた感触が全くなくて、しっかりとレンゲに乗せて口へ運んだはずなのに食した気がしないのだ。
つまり、味も食感も香りさえ印象に残らないほどに存在感が薄くて、何の冗談かと問い詰めたいほど厚揚げ同府と呼べる要素のない商品に苛立ちの募る一方だ。
揚げてあるのに絹漉し豆腐の如く緩くて、揚がった皮の部分さえも自重で裂けるほどに柔らかいので調理の際に不便だったし、煮込んで美味しいと書かれていたのに味が殆ど染みていなかった。

厚揚げ豆腐は揚げた部分の食感と独特の香ばしさ、さらに内側から本来の豆腐に近い味と香りも微かに感じられて、油揚げほどでないまでも汁を吸い込むスポンジ状の箇所もあってと、色々な特性を兼ね備えている。
それ故に好きで弁当の食材や夕食の具材として使っているのに、新食感と宣う商品は厚揚げ豆腐の良さが何一つ感じられず、味の薄い絹漉し豆腐に色を付けただけと言っても良い。
この商品を作った奴等は厚揚げ豆腐の何が美味しいのか理解していないと思えて、こんな商品を厚揚げ豆腐の名前で陳列されると迷惑だと感じるほどに酷かった。
恐らくはそれ故に売れ残っていたのだろう。

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