放送に 無思慮ばかりが 乗る危険2017年10月19日 21時41分09秒

衆議院選の投票日が間近に迫っているから政治に関する話題が多く聞こえてくるのだけど、頭のネジが足りていない印象を持たせる解説や意見ばかりで、こういう連中しかメディアに載ってこない現状こそ改善すべきだと強く感じる。
教育の無償化を話していれば海外と比べて遅れていると言い出すのだが、教育水準や消費税率の違いを全く考慮せず話題にすら出さないまま、日本だけが実現できていないと半笑いで言っていたりする。

北朝鮮の脅威やミサイル防衛体制について語り出せば、戦時中に使われた防空壕がそこかしこにあるのだから、整備して避難所として活用しない手はないと言い出して、放送局へ殴り込みでも行きたい気分だった。
防空壕は崩落の危険があるなどの理由もあって現存する物が少ないし、現存したとしても誤差と呼ぶべき少人数しか入れなくて、地下鉄構内へ逃げ込む方がよほど建設的でなかろうか。
それに防空壕は守るよりも隠れる意味合いの方が強くて、爆撃を受けた場合に崩壊して生き埋めとなったり、爆炎で蒸し焼きにされたりしたと聞いているので、現代兵器の防衛に役立つと思えない。
それなのに「こんな簡単な事も分からない与党は馬鹿だ」と言いたげな調子で語っていて、こういう連中が政権を取ると野党で居る方が楽で良かったと言い出すに違いない。

こういう調子で現政権を馬鹿にしている連中は若くても中高年であり、自分等の組み上げてきた仕組みである事を忘れているから始末に負えない。
簡単にできると言っている事をやってこなかった連中が何を偉そうにしているのかと、呆れる以上に怒りの方が先行してしまう。