珍しく 偏り薄く 安堵する2017年09月29日 23時09分39秒

東京都知事を代表とする新党へ対する報道は恐れていたほどの過熱が見られず、東京都議選のような馬鹿げた結果と見なくて済むかも知れない。
今までであれば何の政策も理念も示されていないのに、与党の対抗勢力と言うだけでもてはやしていた事から、今回もそうなるのでないかと心配していたけれど大丈夫かも知れない。

何と言っても現総理による新党へ対する発言を放送へ載せていて、新党の掲げるスローガンが聞こえの良いだけで中身のない言葉ばかりと指摘もしている。
東京都議選の際も同じような協調性もない烏合の衆だったのに、馬鹿げた大勝となっているので不安に思っていたけれど、国政選挙とあってまともに報道しているようだ。

新党の結党会見で出されたスローガンの1つに「しがらみのない政治」という言葉があるのだが、人付き合いの多いほどにしがらみも増えるが世の常であるにも関わらず、政治から取り除くと言っている。
その言葉から考えられる政治は国民や他の政治家の言葉を聞かずに突き進む独裁耐性であって、劇薬にしか聞こえないのに政治と金の問題が相次いだ後だと不思議と聞こえの良い言葉となる。
原発ゼロに関しては期限を語っていないので、当選したとしても次世代まで先送りしても公約違反とならない言い回しとなっている。

こんな調子で中身の何もない状況にも関わらず野党が終結しつつあって、人気にぶら下がる以外に何も考えられない低俗な連中しかいないと態度で示していると言える。
何よりもかつて政権与党となった事のある民主党という政党名を嫌って隠そうとしており、自分の政党へ埃も責任も持てない連中に何ができるのかと呆れるばかりだ。