劣情を 知らぬ子供を 縛る馬鹿2017年08月01日 23時27分40秒

何処かの中学校で教師陣からポニーテールのうなじが劣情を催すとして校則で禁止する案がPTAへ提出されて、そのまま通ってしまったという耳を疑いたくなる事例がSNS上で話題になっていた。
最初に聞いた時は有りそうな出鱈目を書いたニュースかと思っていたら、似たような事例でブラジャーの紐が透けて見えると劣情を誘うとして、着用を禁止したという馬鹿げた話まである事実との事だった。

この事例に関して思うところは色々とあるのだが、何よりも中学生が劣情と表される卑しい感情を抱いて当然とする前提へ対して、大きな疑問を感じてしまう。
中学生だった頃の俺と言えば、異性という分類こそあっても性の認識などなくて、ある種の異国人を見ているのと大差のない認識で見ていた。
ブラジャーの紐が透ける事に関しては、異性を強く認識させられた覚えがあるけれど、うなじに対して何らかの感情を抱くほどの知識も感性も持ち合わせていなかった。
中学生の頃から色香を強く意識しているのは、それこそ変態呼ばわりされるレベルの極一部であろうと思うのだが、件の教師陣とPTAは全ての中学生がうなじに色香を感じた上に劣情を催すと言うのだから呆れてしまう。

PTAや教師陣は中学生時代から変態と呼ばれた問題児ばかりが集まっているのだろうか。
そうでないなら、教師陣やPTAが自分等を劣情の抑制もできない危険人物と認識して、欲情するリスクを軽減するためにポニーテールを禁止したと解釈する他にない。
ここ最近は児童を見守る立場の人間が犯罪行為へ及ぶ事例も増えているし、後者の方がよほど信憑性があるように思えて仕方ない。

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