雨雲が 地元を目指し 突き進む2017年06月21日 23時58分06秒

昨日の夕方に見た天気予報では今日の未明から朝の通勤時間帯に掛けて大雨が降ると言っていたはずなのだが、今朝になると雨のピークは昼から夕方の時間帯へ変わっていた。
朝に関しては傘も要らないほど雨足の弱まる時間帯を狙えて、自転車を走らせている時は雨具を使わずに行けたし、雨が降り出しても粒の大きな霧雨に留まっていた。

昨日の予報が外れてくれて楽に出勤できたのだから良いのだが、新しい気象衛星のおかげで精度が向上しているはずの天気予報なのに、それでも時間帯まで正確に予報できない現状へ危機感を覚える。
今日の天気にもこの時期なら梅雨前線の影響で長雨となるはずなのに、局所的な大雨で静岡県などで川の氾濫を経過しての避難勧告が出されていて、梅雨の雨とは全く異なる降り方をしていた。
降り方だけなら亜熱帯地域に見られるスコールの雨量を増やした漢字に見えて、気象が変わっているように思えてくる。

関東の南で猛威を奮っていた雨雲は関東平野に入る頃に分裂して、雨雲とのしての勢力を分散させていた影響もあって、仕事場の周辺では警戒したほどの雨量とならなかった。
むしろ、自宅の周辺が分裂した中でも特に勢力の強い雨雲が何度も直撃していて、何年か前にあったような局所的な水没が起きているのでないかと心配していた。
こういう大雨の時にかつて一度だけ自宅へ至る道路が排水路の詰まりから水没した一件を思い出して、何も知らずに自転車で水へ突っ込んでいった瞬間の恐怖が再燃する。

夜盲症な上に街灯のない場所が水没していたので、妙に大きな水たまりがあると思ったらそのまま膝下まで沈んでいき、訳も分からないまま突っ切るしかなかった。
幸いにして自宅のある1本手前の路地が水没していたけれど、自宅は無事だったので安堵したのだけど、玄関前10mまで水没していたから最後まで嫌な汗を掻き続けていた。

今回も大雨の被害を受けずに済んでいたようだけど、大雨と聞いたら少し嫌な予感が付いて回るので心臓に良くない。