犯人が 保護者の中に 生まれてた2017年04月14日 23時27分06秒

先月に外国籍の女児が遺体で発見される痛ましい事件について、今日になって被害者の通う小学校の保護者会の会長だった男性が逮捕された。
被害者が女児であった事から、再びマスメディアやPTAによるオタク文化への弾圧に派生する可能性を心配していたら、よりにもよって保護者会の役員が逮捕されるという流れになって唖然としている。
被害者や遺族に対しては失礼な物言いとなってしまうのだが、保護者会の会長が逮捕されるという流れは実に面白い展開だと思ってしまう。

オタク文化を犯罪と結び付ける連中の言い分は往々にして、アニメや漫画の真似をしたくなって犯行へ及ぶとする馬鹿げた発想に基づくこじつけであり、根拠も何もない感情論でしかない。
それに対して、今回の事件では保護者会の会長と立場であれば、改善案の資料から防犯カメラの死角や人通りの少ない道路や時間帯の情報が集まってくる。
本来なら改善案を考えるために用意された資料であっても、見方を変えると犯行に必要な情報へ様変わりしてくる。
もしかしたら、防犯のために持ち出された資料を目にして、犯行を実行しても逃げ切れると自信を付いてしまい、今回の事件へ繋がったのではなかろうか。

ラジオの報道版気味を見ていると、PTAと事件が結び付いる流れを経過して、保護者会はPTAと何の関係性もない組織だと必死に語っていて、あまりにも無理のある説明に呆れていた。