原告が 欲張りにしか みえなくて2017年03月17日 23時28分06秒

避難住民による国と東京電力を相手取った集団訴訟において、地裁が被告の責任を認めて各1100万円の賠償金を支払うよう命じた。
このニュースを聞いていると、前に聞いた就職面接で賠償金の受給を理由に不採用とされる被害は、このような訴えに起因するのでないかと考えてしまう。

原告の言い分では2004年に出された報告書の中で大規模な地震と津波の危険性が示唆されており、国は防潮堤の嵩ましを行う義務がありながら放棄したとしている。
被告となる国は防潮堤の対応を指示する権利がない事や、当時の指摘通りに嵩ましを行っていても防げていない事、当時の大半に否定された方向だった事を訴えた。

防潮堤は潮の流れに影響する事から扱いが難しくて、嵩ましを計画してと当時の住民が反対して頓挫しそうな気がする。
参考にすべきだったとされる報告書は住民達にと閲覧できたはずで、国の責任というならば当人達も同じでなかろうか。
まして、海抜よりも低い土地に住宅を構えていた事から考えても、全ての責任を他社へ押し付けようとする発想は賛同できない。
それに国や東京電力の支払う賠償金は俺らに回ってくるので、話を聞いていると少なからず苛立ちを覚えてしまう。

何よりも防潮堤を管轄する自治体でなく、国を相手に訴訟を起こしている点に強い疑念が残ってしまう。

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