初雪は 明日へ残らず 消えている2016年11月24日 23時06分54秒

東京では54年ぶりとなる11月の初雪は未明から降り始めると言われていたものの、早朝6時の時点では予報通りの冷え込みながら雨が降っている状態で、派手に騒がれておきながら肩透かしとなったのかと思っていたら、急に雪へと姿を豹変させたので驚かされた。
しかも、降り方だけを見ていると真冬でも滅多にお目に掛からない見事な雪となっていて、屋根に関しては降雪を確認した時点で既にうっすらと雪化粧されている状態で、そのまま観測史上初となる11月の積雪が確認されたと報道されていた。
積雪が確認されたと言っても自転車で走れないほどの厚く積もったわけでないのだけど、夜の路面状態を予想できなかったので念のためにバスでの通勤を選択した。

雪が降り始めたと言っても車通りの激しいバス通りは積雪が殆ど見られず、車の流れも滞りなく予定通りに駅まで到着できて助かった。
電車は通勤ラッシュ時間帯の混雑が影響して10分ほど遅延していただけで、混雑する時間帯を外している俺としては何の問題もなく移動できたのだけど、電車の乗り継ぎを行う際に傘を置き忘れてくる失態を侵した。
もっとも忘れてきた傘は骨組みの2本が壊れていて、買い換えを考えていた半端物だったので悔しさもなく、回収しに向かう手間が惜しいからとそのまま放置して、会社へ行く道すがら新調してきた。

地元では派手な雪だったのだけど仕事場の方へ移動してくると雰囲気が随分と違っていて、雪になったり雨になったりを繰り返していて地域性が色濃く出ている印象だった。
会社の方では気温の低さばかり印象に強いのに降雪量が少なくて、雨雲の蓄えている水分量が少なかったと思われて、帰り道に雪を見掛けなかった。
これなら自宅の方も明日へ影響するほどの降雪がないだろうと期待しての帰り道、思っていた通りに人通りのない場所を除いては残雪がなかったので、明日は普通に自転車で通勤できそうだ。