今更に 後退しても 損ばかり2016年11月12日 22時05分13秒

数日前から右下の親知らず付近で痛みを感じるようになっていて、歯肉炎のような腫れも確認できたので歯磨きを重点的に行ったりと対策しているのに、普段通りの反応が見受けられなくて軽く困惑していた。
普段であれば歯磨きの途中で歯肉炎の患部から出血が確認されて、それを切っ掛けに鎮まっていく流れなのだが出血もなければ腫れも引かず、歯肉炎ではないのであれば何事かと観察していた。

そんな状況が続いていた一昨日の夜になって、親知らずに掛かったまま何年も停滞していた歯肉が剥がれて、今まで隠れていた奥側の縁が剥き出しとなっている事へ気付いた。
改めて調べてみれば、腫れている患部は親知らずに被っていた歯肉を中心としていて、全体的に奥の方へ後退している様子も確かに確認できたので、今回の痛みは親知らずが出てくる課程で起きる変化の一端なのだろう。

しかしながら、今更に動き出すのかと呆れてしまう。
何故なら今回に後退した歯肉は中途半端に剥けてた状態で止まったため、親知らずがフードを被っているような状態となってしまい、被り物の下へ食べ物が入って取れなくなって炎症を起こす原因となっていた。
その炎症があまりに酷かった事や親知らずの虫歯に繋がると厄介だったため、メスを入れて切除する処置を数年前に行っている。
今回の変化がこの手術の前に起きてほしかったわけで、処置を行ったのが何年前かも思い出せないほどの時間が経過しており、今更に動き出しても痛いだけで何の得もないばかりか、歯肉から剥き出しになった事で虫歯のリスクが発生するので損をしているくらいだ。