頭上より 狙い澄まされ ずぶ濡れに2016年08月17日 23時35分41秒

昨夜は雨雲の動くから見て台風の余波を受けそうにないと判断して、早めの帰宅を促されて退勤するも余裕の構えで帰っていた。
電車に揺られて降車まで残り3駅と迫った辺りから数分間、窓ガラスに雨粒が叩きつけられる場面もあったけれど、局所的な雨だったようですぐに静けさが戻った。

地元は大気の状態が不安定な時に雨雲が発達しやすい地形なので、若干の不安を感じながらの電車を降りると、弱い雨が降っている状況だった。
雨具を出すほどの雨足こそないけれど、先ほどの局所的な雨雲が発生する可能性を心配して備えるか、降り出す前に突っ切るかの二択を天秤へ掛けて、急いで帰宅する方を洗濯した。

その結果は自宅まで2kmを切った頃から頭上で雨雲が成長して、雨の匂いが本降りになる直前まで濃くならない不意打ちを食らわされた。
俺は夜盲症で夜空の様子を視認できないのだけど、ずぶ濡れで帰宅した後に雨雲の動きを確認してみれば、正しく狙い撃ちされたような表示となっていて笑えた。
雨宿りできる場所のない地点だったので諦めて、そのまま雨に打たれながらの帰宅となったのだけど、雨が暖かかったので風邪を引かずに済んだ事は不幸中の幸いだった。