待機する 子供の事は 考えず2016年04月23日 23時01分41秒

俺が今月初旬に入院する直前のニュースで、待機児童の多い東京都内で100人を受け容れ可能な保育施設の建設を準備していたところ、地域住民の反対から開園できなくなった事例があった。
入院前には子供の声で騒がしくなると静かな暮らしが台無しになるという理由で反対していると報道されており、この半年ほど前から子供の声を騒音として訴える事例が報道されていて、その流れに便乗する形で我が儘を声高らかに主張していると捉えられていた。

反対していた地域住民はテレビで良く耳にするから正当性の認められた意見と勘違いして、変化を拒む材料に採用して騒いだのだろう。
実際に開園が差し止めとなった所で大きく報道されると、反対した地域住民が待機児童の問題を悪化させる悪人として報じられる事となって、そこで己のしでかした事へ対する認識を改めたものと想像される。
俺が退院してきてみると、新しい保育施設が細い道に作られているので大勢が一斉に登園すると混雑して危ないと懸念しているのであった、子供の声が騒音になるからと反対しているわけでないと言い出していた。

実際問題として100人の児童を受け容れられるからと言って、同時刻に全ての園児が登園してくるわけがないし、送迎バスの利用を推奨すれば玄関前の道が狭くても何の問題もない。
言っている事が的外れなのもそうだけど、道の狭さが問題というなら一方通行にしたり乗車したまま侵入できないようにしたり、道幅の拡張に協力して土地を提供してもいいはずだ。
テレビの報道で悪役にされているから最もらしい理由を作ろうとした結果なのだろうが、本当に頭の回転率の悪い連中だと呆れるばかりだ。
そこまで惚けているなら子供の声など聞こえやしないの何の問題も無いように思える。