クズだけが 残る病室 嫌になる2016年04月09日 19時34分23秒

今日は週末だからなのか外泊する患者が多いようで、食堂の空席も目立っていたり廊下で擦れ違う人数も格段に少なかった。
廊下の照明は患者が少ないからか省エネモードになっていて、暗所で目の利かない俺にとっては歩き辛くて苦労させられた。

俺の同室は4人部屋の内で1人が退院して、1人が週明けまで外泊するようで、最後に入院してきた最も態度の悪い患者と2人きりとなる。
この残されるもう1人の患者が人間としてクズな性格をしていて、俺はクズ患者と名付けて毛嫌いしている。
それというのも医者や看護師に対してのみ声色まで変えて、病気で気弱になっている患者を演じて甘えており、その裏では他の患者に迷惑をかけたり、注意されて逆ギレしたりしている。
こういう損得を基準にして態度どころか様子まで使い分ける人種は好かなくて、それこそ生理的に受け付けないと言っても差し支えないだろう。

今朝に至っては朝から隣の患者が立てる大して酷くないイビキに対して、5分おきに「うるさい」と小言を繰り返していた。
この後に2人となる事も踏まえると病室が息苦しくて仕方ないので、ナースステーションに何とかしてほしいと願いに行ってきた。
そこでクズ患者の文句を付けていたイビキを可愛いものだと言っていて、俺も同じように感じていた事もあってか配置替えも検討してくれる流れとなった。
残念ながら満床なのですぐに動かすなどできそうにらしいが、医者と看護師の前でのみ優等生なのだと理解してもらえたので良しとしよう。

しかしながら、このクス患者は本当にクスな人で、病室から患者が減ると今までよりも更に無遠慮となり始めて、物音をやたらと立てるようになったり、「あ~」だの「ふう」だのと声を漏らしたりと酷いものだった。
それこそ数時間前に自身で目くじらを立てて怒っていた騒音そのものであり、自分の事を棚に上げているとはこの事だろう。

そもそもに何かの物音に対して悪態を吐く行為は、音よりも感情のある言葉の方が耳障りでうるさく感じるわけで、そういう態度が既に自分の事を棚に上げた行動と言えるし、何より陰口を叩いているのと変わらない最低の事だと知るべきだ。

そんなこんなで若干にストレスを溜めている今日この頃、左目の経過はだいぶ良くなってきて時折に視界の一部がはっきりと見えるようになってきた。
しかし、それでもまだ目の中に入れたガスが残っているので、下向き姿勢の解除は月曜となるそうだ。
俺としては早く解放されたいのだけど、なかなかどうして思うように行かないものだ。