悪戯で 流せるような 事でない2015年11月10日 23時39分19秒

今日のニュースで高速道路を走行する自動車に向かって、生卵を投げつける悪戯に興じていた21歳と18歳の兄弟が逮捕されたと報道されていた。
犯行に使われた生卵は300個を数える凄まじい量に及び、被害にあった車両も50台を越えている上に、卵も万引きされた盗品であるというから悪戯の域を越えている。
このまま逮捕されなければ、何処まで悪質化していったか予想できないほど倫理観が崩壊していて、更正する見込みなどあるのかと考えてしまう。

そもそも300個もの生卵を万引きするだけでも馬鹿げた労力が掛かり、そんな苦労の末にやる事は死亡事故へ発展しかねない悪戯である。
それこそ何時か大事故を引き起こしかねない状況に酔っていたとしか思えず、それこそ殺人衝動を駆り立てられていたように見えて、救いようのないレベルで壊れている気がしてならない。

犯人の親はこんな下らなくも危険な犯行を繰り返している間、子供に物事の善し悪しさえ教えずに何をしていたのだろうか。
そのうちにテレビの前へ出てきて「うちは放任主義なので」とか言い出しそうな予感がしてならない。
放任と放置は似て非なるモノであるからして、責任放棄を正当化する言葉として放任主義を使わないでほしいのだけど、果たしてどうなることかと冷ややかに動向を見ていきたい。
生卵300個に50台の修理代を請求されたら、さすがの馬鹿な親も目を覚ますだろうか。 

今のところ自動車へ対する器物損壊罪での逮捕となっているようだけど、50件を越える殺人未遂事件として立件した上での死刑求刑で良い気さえする。
どちらにしても永遠に釈迦居て出てきてほしくない輩である。