ヘルメット もしものために 装備する: 【まったり空間】

花粉症シーズンも過ぎ去ったおかげで出掛けやすくなってきて、今年こそはサイクリングへ出掛けたいと思い始めている。
去年も同じ事を言いながら、週末にばかり天候が崩れたりとタイミングも悪くて、サイクリングウェアなどの装備品ばかり充実させながら大して出掛けられずに終わっていた。
今年は揃えたウェアが無駄にならないよう出掛けたいと言いつつ、ここ最近の衰えを気にし始めると目移りが激しくて、今回はヘルメットを購入した方が良いのでないかと言い出した。

それというのも肉体の衰えを痛感する場面の１つとして、重心の安定に活躍する筋肉の衰えによりバランスを崩す場面が何度かあって、万が一の事故を想定しておくに超した事はないと考えた次第だ。
今までヘルメットを使わずにいた理由は単純な値段の問題と必要性を感じなかったためだけど、必要と感じてみれば命綱の値段として６千円は安いと思えるものだ。
１つの問題が解決してすると同時に他の問題も解決した感じで、今日の午後にスポーツサイクルを多く扱っている店へ行ってきた。

必要性を感じたと言っても初めて購入する品の善し悪しなど分からないので、高級品を手にするつもりなどなかったのだけど、店を覗いてみると定価２万円超えの商品が４０％オフで陳列されていて、僅かに心が惹かれてしまった。
ヘルメットは材質などの仕様よりも頭にあった形かどうかが最重要と聞いていたので、最初から店員へ声を掛けて色々と試させてもらった。
最初にお薦めを聞いた時は件の割引された高級品を進められたけど、予算をオーバーしていると断って６千円ほどの品を３つほど試着して、大きめのタイプがサイズ調整もしやすくて綺麗に収まっている印象だった。

手頃な価格で購入品を決めた所で高級品を試着してみようとか、明らかな違いが分かるなら買ってしまおうかなどと考えたけど、無駄に背伸びしても良い事はないと邪念を振り払って、予定通りに６千円の品を購入してきた。
しかしながら、自宅へ戻ってから件の高級品を試着するくらい良かったのでないかと後悔している自分が居て、何とも落ち着かないというか損をしたような気分になっている。