多少なり 知識を付けて 動こうか2014年12月19日 22時54分29秒

STAP細胞の論文について検証実験を行っていた理化学研究所が会見を開いて、再現実験に失敗したとする検証結果の報告などを行っていた。
検証実験に関しては再現できないだろうと思っていたし、どちらかと言えば失敗したという事実に安堵する気持ちの方が大きい気分で会見を聞いていた。
俺はそもそも細胞へ特定のストレスを与えるだけで、あらゆる細胞へ変化しうる万能性を発現するという現象は有り得ないと思っていて、細胞生物学の歴史を愚弄すると言われたという話に共感を覚えた。

人為的に簡単な刺激を加える事で万能細胞が発現するのであれば、自然界でも再生する仕組みを身体へ仕込みそうなもので、全ての生物が高い復元能力を有しても不思議でなくなってくる。
実際はそうなっていない事から考えても、万能細胞を簡単に生成できないと証明されているとさえ思えてくる。

会見の最後に記者からの質疑応答が行われたのだけど、「STAP細胞はありませんでした」という発言がほしいらしく、何度も何度も似たような質問が出されていた。
そればかりか科学知識もなければ、日本語の理解力さえ持ち合わせていないような女性も居たし、こんなにも頭の悪い奴が新聞を発行しているのかと思い始めると嫌になってくる。
専門家を連れてこいとまで言わないけれど、必要最低限の知識くらいは身につけてから参加してほしいものだ。