候補者の 声も聞けずに 投票か?2014年12月06日 23時47分22秒

前回の選挙では候補者の声が一度も聞かれないまま投票日を迎えて、名前と顔写真に政党名が記載されただけのポスターを見ただけ投票する事となり、自分の票が軽視されているようで不愉快な思いをした。
平日に仕事で地元から離れているため、候補者の声を聞く機会は休日の今日と明日しかないのに、広報車の1つも見掛ける事もなく夜となっていて、この調子だと今回もポスターだけで判断させられる羽目となりそうだ。
一票の格差に関する問題もさることながら、候補者の立候補した者として最低限度に果たすべき誠意が欠落している状況も改善してほしくて、現状のままでは形ばかりの民主主義に見えて仕方ない。

今回の選挙ポスターは少しだけ主張が記載されていて、「集団的自衛権は戦争を引き起こす悪報である」と書かれたポスターがあったので、1人だけ候補から外せただけでも良い方だろうか。
その1人を外すと残る候補者が2人となるので、ある意味では選びやすくなったとも言えるのだけど、以前は10人近く出馬する選挙区だったはずなのに、今では多くても6人と落ち込んでいる状況も含めて溜め息しか出てこない。
何度も言ってしまうけれど、有権者を馬鹿にしているのかと言いたくなる状況に愛想が尽きそうだ。

現在の増税しなければ財政破綻すると言っている現状で、悪いと最悪のどちらかを選べと言われているような選挙を行うことに意味があるのだろうか。
もっとも財政破綻に関しては国内向けに言っている事で、対外的には財政の持ち直しと安定を宣言しているし、選挙を繰り返す余裕がある状況から見ても、増税の必要性はないのかも知れない。
そういう発想へ至っていると、経済政策の是非を云々と言っている今回の選挙に対して更なる疑念を抱いてしまう。

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