この国は 民主国家か 疑問だよ2014年12月03日 01時05分39秒

衆議院総選挙が告示された影響もあって、インターネット上でも選挙の話題が見受けられるようになった。
インターネットを積極的に活用する世代は比較的に若い事もあり、選挙へ行かないとする発言か多いかと思いきや、投票の意義について語っている発言が意外と多かった。

その中でも目立っていた発言としては「若い世代が投票へ行かないために高齢者福祉を重視した政策が大木なり、その結果がさらに若者の投票率を下げる」がある。
これに対して、年金において1人の若者が3人の老人を支えている状況から、全員が投票したとしても高齢者が3倍の票数を有しているとの指摘もあり、確かにそうだと納得すると同時に絶望感を覚えた。
既に破綻している年金制度を切り捨てようとしても、3倍という圧倒的な数と対立しなければならない事となり、現役世代が高齢者の尻拭いを押し付けられる現状の打開は本当に絶望的である。

こういう事を考えていくと投票する意味が分からなくなるけれど、それでも与えられた権利を放棄して、政治に文句を言う資格を失いたくない。
しかし、投票する候補者がいないという現状も困ってしまうわけで、この状況は民主主義に基づく選挙なのがと疑いたくなる。
候補者がいないなら自ら立候補するなり、擁立するなりの行動を起こせばよいのだけど、現状の政党政治では高い支持を受けた議員であっても1つの議席にしか成らず、巨大な政党に飲まれるか潰されてしまう。
この状況もまた民主主義と呼べるのか疑わしくて、政党という大きな意志による独裁政治でないかさえ思えてくる。

先に振れた年金も生活保護の制度も強制的に徴収して分配される状況だけみれば、共産主義の理念に近い構造となっている上に、一部の人間だけが得していて不平等なこと極まりない。
こうして考えてみると、本当に民主主義国家なのかと疑わしくなってきて、思うほどに悲しくなってしまうから困る。

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