好き好きは 人それぞれに 色々と2014年10月09日 23時19分22秒

オタク文化に関してのみ可愛いモノを愛でる事が異常と見なされて、犯罪者予備軍と言われるのは何故なのだろうか。
空想の産物へ向けられる愛情は実ることがなく、満たされない故に暴走する危険があるとか言い出すのだろうか。
実る事がないと言えば、テレビに出演している俳優やアイドルへ熱狂しても、その想いは届いたとしても大勢の内にいる1人でしかなくて自己満足しか得ないわけで、同じレベルでしか幸福感に留まるはずだ。
それなのに二次元へ向けられる感情のみ危険視されるのは何故なのだろうか。

俺に言わせれば、アイドルや何かに熱狂している人達の気持ちも理解できるけど、気持ち悪いと感じる部分も少なからずある。
その感情を表に出すつもりもなければ、そこから軽蔑したりする事はないと断言できる。
全ての趣味や趣向を理解できるなんて思っていないし、蓼食う虫も好き好きという諺もあるように、人それぞれに色々な好き嫌いがあるのだと納得している故だ。
趣味から外れてしまうが、恋人もできそうもない人が結婚していたりするわけで、色々な形の好みがこの世はに存在する。 

結婚できて当然の完成された人間なんて殆ど居なくて、大抵が特殊な好みで結び付いたのだろうと推測される。
つまり、殆どの人が何らかの特殊な好みを持っている事になるわけで、人様の趣味を毛嫌いする行為は自分を棚に上げている愚かしい事だと感じる。
変わった趣味が研究に結び付いて、有用な発明を生む事だってあるのだがら、人の好き好きに文句を付けてくれる行為は実に無意味だと感じる。
それに何よりも満足できずに欲求不満を募らせると決めつけてほしくない。

今の有り得る範囲で満足できないと言い出す輩はオタクでないし、欲求を満たすために動く奴等も似て非なる者である。
アイドルを見ているだけで満足できなくなったり、欲求を満たすために近付くなんて輩の至る先はストーカーか強姦といった犯罪者で、犯罪者予備軍がオタク趣味に多いとする事も盲目的な発想だ。
結局は何となく目に付いたから叩きたい、そういう対象としてオタク趣味がやり玉に挙がってしまっただけなのだろう。

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