別れたい 思う気持ちも 良く分かる2014年09月19日 23時31分17秒

スコットランドがイギリスから独立するか否かを決める住民投票が行われて、国家分裂となれば世界経済に大きな影響を及ぼすとして世界中が注目していた。
賛成45%と反対55%により独立しない方向で固まったのだけど、得票数から見ても拮抗した状況であったことが分かる。
選挙区毎に見ると殆どの地域で反対派が勝利しており、数値の取り方によって圧勝したようにも拮抗していたようにも見える不思議な選挙だった。
拮抗した状況は投票当日まで続いていて、イギリス政府がスコットランドに特別自治権を与えるとの約束を取り交わした事で、最後まで態度を決めかねていた浮動票が反対派へ流れたのかも知れない

スコットランドが独立したいと言い出した原因は、保有する石油資源が大きな収入源となっているのに見返りがなく、搾取されているという印象が良かった事に起因するらしい。
今回の件でイギリス政府が提示した特別自治権の容認は分裂の回避に繋がったけれど、スコットランドと似た不満を持つ地域が他にも幾つかあるようで、新たな火種となる危険性も孕んでいるという話も聞こえてくる。

外国の動向へ注目するほど余裕がないので聞く話の全てが驚きの連続だったのだが、搾取され続ける状況への不満が火種となっている事に関して共感する部分がある。
地域毎に大きな偏りこそないけれど、年金制度に代表される負の遺産を背負わされている状況が搾取されているスコットランドに重なってみえて、独立とは行かないまでも何らかの形で抵抗したいと強く感じる。