何を見て 記事を書いたか 分からない2014年09月12日 23時42分59秒

東日本大震災の影響から発生した福島原発事故に関して、当時の事故対応を指揮していた吉田所長へ聴取した内容がまとめられた「吉田調書」に関して、朝日新聞社が出鱈目な記事を取り下げるとの発表した。
記事の中では命令に違反しての全面撤退していたなど、調書を読まなくても嘘だと分かるような内容を見出しにしており、海外メディアまで波及する大事となっているから呆れてしまう。

今回は非公開だった吉田調書が情報開示された事で、朝日新聞の記事が嘘八百であると判明する運びとなったのだが、非公開で検証できないからと出鱈目な記事を書いていた所行には呆れるばかりだ。
会見の席で秘匿資料を基にした記事である故に、記事の精査体勢が正常に機能していなかったなどとしているが、読み間違えで済ませられる誤報として片付けるには出鱈目すぎて、説明の信憑性が全く感じられなかった。
誤報とされる内容に関しては悪意のある捏造としか思えなくて、会見での問答を見ていても言い訳にすらなっていないと感じられた。

吉田調書の内容が真実であるのかどうかは別として、調書の内容から書き起こしたとする記事が出鱈目だったわけで、何を元にして書かれたのかも分からないわけで、馬鹿げているとしか言葉が出なかった。
新聞もテレビも信用ならないと常々に思っていたけれど、ここまで連続してくると呆れて言葉も出なくなってくる。
ここ最近にインターネットの普及で新聞の売れ行きが悪くなったと聞くけれど、こういった嘘八百の記事ばかり書いているから購読者が減るのだと思う。