寝ていても 起きるにしても 地獄なり2014年03月09日 21時41分15秒

今朝は水でも被ったかと思うほどの寝汗を掻いた状態で目覚めて、湿った身体に冷え込んだ空気が触れると背筋まで凍り付く感覚へ襲われるので、室温が日差しで暖まるまで布団から出られなかった。
そう言っても布団の中も湿っているので、部屋が暖まるまでのんびりと待っていられる状況でもなく、不快な湿気を逃がそうとすれば起床するのと同じ苦痛を味わう羽目となる。
寝起き早々に寒さと不快感というマイナスしか存在しない選択を迫られる格好となり、思い切って起床する決意を固めるまで長々と悩み続けていた。

単純に寒いだけなら何とでもなっただろうけど、全身が湿っている状態なので着替えるまで凍え続ける羽目となるのは確実であり、体調が完全に回復していない状況で身体を冷やす事への恐怖もあった。
実際に少し肩を冷たい空気へ触れさせただけで全身へ悪寒が走ったし、体調が回復しきっていない事は明らかだった。
その状況で布団から出るという選択は最良だろうと思えても、おいそれと実行へ移せるほど簡単な行動ではなかった。

実際に布団を押し退けて、冷え切った室内の空気へ身体を晒した時は全身に鳥肌が立っていたし、ロフトから降りる際も若干に身体が震えているような状態だった。
その状態から早々に着替えるという選択肢もあったのだけど、どうせ冷たい風に触れているのだからと風呂場へ直行して、濡れた肌着を脱ぎ捨てると同時にシャワーで汗を流して、24時間風呂の湯船へ使って暖まった。
派手な寝汗を掻いていた事からも想像できるように、昨夜も十分な睡眠時間を確保できていなかったらしく、湯船の心地よさに浸っていると瞼が重たくなってきた。

そのまま湯船で寝るまで行かなかったのは、寝汗で大量に水分を消費していた所に長湯まで重ねてしまい、脱水症状を引き起こしている事へ気付いたためだ。
早い段階で脱水気味な事に気付いたから良かったけれど、それでも身体を拭いている時に足下がふらついたりと危ういところだった。

そんな騒動を朝っぱらから演じていた事もあり、今日も体調が思わしくないからと殆どの時間を引き籠もって過ごしていた。
実際に立ち上がると頭が痛かったりしたし、母親の仏前へ飾る花を買いへ行っただけでも息切れしていた有様だったし、満足に行動できる状態でなかった事も確かだった。