仮想とは 事件一つで 無に還る2014年03月04日 22時31分06秒

ビットコインはインターネット上で仮想通貨として扱われて、国家に介入されない特性から盛んに取り引きされていたそうだ。
しかし、最大手がクラッキングの被害に遭った事から破断して、ビットコインの資産価値が暴落する事態となっていて、聞いた話では113億円が消滅したとも聞いている。

この事件によって多額の資産を失った人々の中に、国から救済を求めているといった話も聞こえてきて、随分と都合の良い事を言い出すものだと呆れてしまう。
ビットコインは国家から干渉されない事を強みとしたのに、問題が発生したら保障という介入を求めるなど馬鹿げているとしか思えない。
それこそ大病を患ってから健康保険に加入したがるような行為で、拒否されて当然である。

俺からすれば、何の保障もない仮想通貨に投資する気が知れなくて、それこそ大損を被った聞いても同情できない。
金額の規模こそ違うけれど、多額を注ぎ込んだネットゲームがサービス終了となり、今までの苦労が無に帰してしまう事態と似ているように思う。
国家へ保証を求めている件については、今までの課金額を返却するよう騒いでいるような状況だろうか。

クラッキングによる負債総額が大きすぎる事など、破綻した状況を狂言でないかと疑っている声も聞けていて、騒動がもう少し続きそうな雰囲気も漂っている。
騒動の結末がどうであったとしても、信頼性の薄さが露見した現状から資産価値を回復させられると思えないので、大きな損失を被るだろう事に代わりがなさそうだ。