大掃除 風邪を引きつつ 頑張った2013年12月29日 23時04分26秒

今日から大掃除を始めていく予定となっていて、毎年の恒例となるフローリングのワックス掛けを行っていた。
大掃除でのワックス掛けと言えば、数年前に疫病神がワックスの乾いてない床を風呂へ入りたいという馬鹿げた理由で踏み荒らされた以来、忌まわしい記憶がトラウマとなっている。
おかげで年末へ近付いて大掃除を意識するようになると、疫病神へ対する殺意と言ってもよい苛立ちが湧いてきて、心身共に穏やかな日常から外れてしまうのが常となっている。

本来であれば、疫病神は冬コミへ参加していて帰宅しないはずなのだが、打ち上げへ出席する前に風呂へ入りたいと再び言い出す危険性が捨てきれない。
俺が毎年に苛立っている様子を見ている影響もあって、父親が大掃除の予定日に疫病神の在宅時間を極力短くするよう言い渡しているらしい。
その事実が有ってもなお、あの馬鹿で愚かで下らなく実姉が真っ当に行動すると思えず、ワックスの乾ききる時まで常に警戒し続けていた。

独りで行うワックス掛けは重労働なのに神経まで研ぎ澄ましながら苛立ちまで抱えさせられて、疲労感が何番にも膨れ上がる状況にも関わらず、今日は朝から風邪の症状で苦しみながらの作業となった。
風邪は大掃除の過酷さが増すに連れて酷くなる調子で、掃除の途中で倒れるのでないかと不安を感じるような場面さえあった。
しかも、日が暮れて気温が下がるとワックスが乾きにくくなるため、基本的に飲まず食わずの状態で作業へ没頭していたので尚更に辛かった。

風邪の影響で今一つ集中力が足りなかったらしく、ワックスが乾いてくると塗れていない箇所がちらほらと見えてきて、部分的に塗り直す羽目となったりと面倒事が多かった。
そんな苦労の多かった大掃除であるけれど、疫病神に邪魔される事なく終わってくれたので本当に良かった。